今どき給与が基本手渡しの派遣会社があったなんて
今年、年末調整業務(2カ月弱の期間限定派遣仕事)をしていたある日。
同じ島の派遣さんが1時間遅刻してきました。
その理由を聞いて、下の絵くらい⇩驚きました。
「ひとつ前の派遣仕事の給与が手渡しのみのため、その派遣会社の事務所まで受取りに行かねばならなかったから」
「労働者の希望で手渡しも選べる」じゃないです。
「基本は手渡し。口座振込も対応はしているけど、基本はあくまでも手渡し」
だというのです、その派遣会社では。
派遣会社名を聞いたので公式HPを確認してみたら、本当に基本は手渡しのようです。
数年前の日付のネット口コミでは、手渡し以外選択肢がなかったという記述もありました。
いわゆる日雇派遣で単発案件・スキル不問の軽作業系に特化した所のようでした。
※一応親会社は有名な〇〇グループ。
しかしですね。
その年末調整の仕事、時給1,800円だったんですよ。
前の仕事の給与を手渡しで貰いに行くために、新しい仕事の時給1,800円を犠牲に。
当人が納得して取りに行ったんだからしょうがないと言えばそうですが。
私が登録している派遣会社の中で、今も単発案件から手を引いてない所※はランスタッドです。
※2015年に国が人材派遣法を改正。
単発派遣を「日雇派遣」と定義し、目の敵のように規制を始めたため、大手派遣会社の大 半は単発案件から手を引きました。
1日限りの単発案件でも、ちゃんと口座振込ですよランスタッド。
確かに色々な理由で手渡しの方が都合が良いという労働者もいるでしょう。
でも私は、新しい仕事の時給1,800円を犠牲にせにゃならん手渡しなんて御免だと思ったのでした。
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