「トカゲの尻尾切り」の意味を知らずとも医師国家試験は受かるのか
これらの記事に書いた、美容外科医による献体侮辱炎上問題。
まだ燃料投下が続いてます。
批判の声に対し、あくまで抗弁に抗弁を重ね自己正当化する姿勢のようです。
「同機は善」
「トカゲの尻尾切りはできない」
この統括院長・麻生泰氏、プロフィールでは「慶應義塾大学医学部非常勤講師」を売りにしていますけど、その割には「トカゲの尻尾切り」の意味を完全に間違えてます。
<蜥蜴の尻尾切り >
トカゲが捕食者から逃げるために尻尾を自切して逃げるように、不祥事が露見したとき下っ端に全責任をかぶせて上の者が追及から逃れること。
今回の件に合わせて説明するとこうなります。
ケース❶
今回の献体解剖セミナーに統括院長も同行していた。
そして部下である問題の女医に対し統括院長がSNS投稿を命じた。
ところがそのSNSが炎上すると
「全て女医が個人的に勝手にやったことで、私は知りませんでした」
と言って、女医を処分して自分の責任は全くないとした。
☛典型的な「トカゲの尻尾切り」です。
ケース❷
女医に同行していた新米医師や研修医などを
「女医の愚行を止めなかったのが悪い」
として処分し、上司の自分や問題を起こした当の女医は免責とした。
☛絵に描いたような「トカゲの尻尾切り」です。
ケース❸
問題を起こした女医本人だけを適切に処分した。
☛このどこが「トカゲの尻尾切り」ですか?
(今回のケースはコレに相当※)
※実際は「問題を起こした女医に相応の適切な処分を」の声に対し「トカゲの尻尾切りはできない!」と正義感ぶってる段階。
\ 部下を庇う俺、偉ーい! /
\ 上司の鏡ィ! /
藤田保健衛生大学(麻生氏の出身校)、国語の試験無いんですか?
また上の記事では
「一般の方々からのご批判は、当然受け止め、反省は致しますが、同業医師でありながら不勉強でfresh cadaverという言葉すら知らない医師に批判されたまま、炎上でトカゲの尻尾切りのように解雇する事はできないと判断しました」
と言ってます。
つまり高須克弥氏から「馬鹿医師」と言われたことムキになって言い返してるつもりなんでしょう。
しかし高須克弥氏は別に、女医がfresh cadaverと言う言葉を使ったことに対しての批判なんかしてません。
危機的レベルで日本語がヤバい。
もうこんな病院は閑古鳥の一大繁殖地にでもなればいい。
<閑古鳥かんこどり>
郭公(カッコウ)の別名です。
画像はWikipediaよりお借りしました。
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