①前説:東京大賞典に行って来ました
中央競馬の年末の華が有馬記念なら、地方競馬の年末の華は東京大賞典!
ということで一昨日、行って来ました大井競馬場。
好天に恵まれ風もあまりなく、良い競馬日和でございました。
地方競馬場はダートコース(砂敷走路)ですから、強風の日は私も嫌だし馬も嫌ではないでしょうか。
地方競馬で芝コース(天然芝生敷走路)を有するのは盛岡競馬場だけです。
地方競馬場に芝がない理由はおおむね以下のように言われています。
- 芝の手入れの手間(要は維持費)がかかる。
- 1コース体制で毎月開催スケジュールだから芝を休ませられない。
資金力があって各競馬場の敷地も余裕がある中央競馬。
東京競馬場(府中)や中山競馬場は、障害コース・ダートコース・芝コースの3コース体制。
さらに土日祝日の週2日開催体制。
(しかも東京は1月と7・8月は開催なし)
府中⇩
中山⇩
なので芝の手入れもできますが、地方競馬は敷地が狭く、1コースしか取れない所ばかり。
大井⇩
加えて基本平日開催。
また大井競馬場は毎月開催。
なので芝生のお手入れの基本「11月から2月にかけては柴を休ませる」ができないんです。
ハイセイコー像⇩
さて、杉並区から大井競馬場へのアプローチ方法は複数あります。
エンドウ夫婦は以前は錦糸町駅からの送迎バスを使っていました。
なぜなら錦糸町コースだけはとバスが運行受託していたから。
都営バスが受託する他のコースでは当然とバスの路線バス車両が使われるのに対し、引退したはとバス(観光バス)車両が使われていたため、座席位置が高くて眺めが良かったから。
ところが錦糸町コースはコロナ前の2019年に廃止になり、調べたら大森駅大井町コースも翌2020年に廃止。
大井町コースも基本廃止(特別イベント時に限定運行)。
唯一残った目黒駅コース(利用者は途中の品川駅から/までがメイン)も、現在では
「往路は自腹、帰路のみ無料サービス」
に変わっていたのでした。
大井競馬場より遥かに入場者が少ない多摩川競艇ですら、2路線の送迎バス(府中本町駅コースと多磨霊園駅コース/京王バスが受託)がいまだ健在だったというのに。
特に入場者の多い東京大賞典(昨日は47,614人だったそうですよ)の日くらい復活させてくれても、と一瞬思ったのですが。
昨今囁かれる「バス運転手不足」。
特別な日に運転手を増員というのは無茶な話なんですね。
入場料は据え置きで100円のままでした。
多摩川競艇と同じく、100円硬貨を入場ゲートに直接ぶち込む方式。
エンドウ夫婦が使った平和島口は両替機が一機しかなく、両替機の前に長蛇の列ができていました。





このブログへのコメントは muragonにログインするか、
SNSアカウントを使用してください。