❶ダイターン3:「ダグラム」語りで火が付いたので懐かしのアニメの話を少々
無敵鋼人ダイターン3(スリー)
鬱展開が特徴的な富野由悠季作品にしてはメインキャラクターが最後まで一人も死なないという異色のネアカっぷりのため、いわゆる正当な(?)富野ファンからの評価は低めな本作。
でも、登場人物大量死なんて大嫌いな私はお気に入りです。
文句ある?(誰に喧嘩を売ってるんだ、落ち着け私)
またサンライズチャンネルから一話丸々無料動画をお借りして貼りました。
よかったら全部観てください。
故・藤原誠さんのイケボに痺れます。
「涙はない 涙はない 明日に微笑みあるだけ」(1番)
「悲しくない 悲しくない 明日に希望があるだけ」(2番)
主題歌の出だしからして、コドモミリエの魂が震えたほど好い。
いや、今オトナミリエが聴き直しても気持ち新たに震えました。
三つ子の魂百まで。
そして私が何と言っても好きだったのが、オープニングにもチラリと出てくる武器、その名もダイターンファン(扇)。
最大180度、つまり半円形まで自在に広がるシールド(盾)。
綴じればハリセンにもなる(鈍器)しブーメランにもなるし、ふたつ(おそらく磁力で)くっ付ければ円盤型という優れもの。
でもオープニング画のように、ちょうど優雅な扇形で敵の弾や光線兵器をはじくのがお似合い。
錘(おもり)付きの鉄鎖も付いていて、更にその錘同士が(おそらく磁力で)くっ付ければヌンチャクにもできるという万能っぷり。
公式では「特殊鋼鉄扇。殴れば鉄橋も真っ二つ」と解説されています。
何かこれ一つでも無敵だぞ感のある万能武器。
画像は魂Web(左)ゲームウォッチ(右と下左)バンダイ(下右)よりお借りしました。
公式サイトでもバーーーンと使われています。
子供心に「欲しい、欲しすぎる」と思いました。
㊟とても大人しい文系女児でした。
ダイターン自体は普段(非戦闘時)どこに格納されているのか、主人公の波嵐万丈(はらん ばんじょう)が用のある時だけ「ダイターン、カムヒヤー!」と呼ぶだけで、空の彼方からすっ飛んでくる。
音声呼び出し機能付き。
そのへんの犬っぽさもまたよし。
そしてこの波嵐万丈さん、ダイターンに搭乗すると、毎回必ずお約束の名乗り口上をかますんですね。
※名乗り口上※
鎌倉武士がやっていた
「やあやあ、音にこそ聞け目にも見よ、我こそは何の何がしなり。かかって参れ!」
という、アレ。
「世のため人のため、メガノイドの野望を打ち砕く、ダイターンスリー!
この日輪の輝きを、恐れぬのならかかって来い!」
㊟メガノイド:本作中の敵・火勢を本拠地とするサイボーグ軍団。
地球の覇権と人類総メガノイド(サイボーグ)化を企む。
世のため人のため!
いや本当にこれ富野作品ですかね?
異端視されるのわかるわ。
そして皆さまのご想像通り、私はこっち(not 王道トミノワールド)が好きです。
このブログへのコメントは muragonにログインするか、
SNSアカウントを使用してください。