今日は何の日>3月16日:折り畳み傘の日
一昨年は「財務の日」をご紹介しました。
昨年は「ミドルの日」をご紹介しました。
今年はこちらをご紹介いたします。
折り畳み傘の日
株式会社イマオコーポレーション(岐阜県関市)が2024年に制定。
折畳傘を発明したのは、ドイツ人のハンス・ハウプト Hans Haupt氏(1898~1954)です。
日付の由来は、ハウプト氏が折畳傘の構造で特許を取得した1928(昭和3)年3月16日。
その後ブレンシェフ社 Bremshey & Co. によってクニルプス Knirps(ドイツ語で「小さな仲間」)というブランド名が商標登録されました。
日本語に訳すと「ちいかわ」でしょうか? ←違います。
ドイツでは今でも、固有名詞・クニルプスKnirpsが折畳傘を意味する代名詞(普通名詞代わり)として使われているそうです。
欧米のデパートなどでも、フォールディング(折畳む)アンブレラ(傘)=英語で折畳傘のこと、よりも「クニルプス」の方が通じが良いとかいう話もあるとかないとか。
1965(昭和40)年に自動開閉式折畳傘を開発したのもクニルプスなのだそうです。
またクニルプスは、2021年2月まで2年間としていた傘の保証期間を、「サステナブル」を目的として2021年3月から5年に延長しています。
台風銀座・日本では「傘は台風で折れる消耗品」扱いです。
特に折畳傘は構造上折畳まない傘よりも折れるもの、という諦観がに本人にはありますが、ドイツではそうではないようです。
そして日本でも正規輸入品(イマオコーポレーション販売品)で販売時に保証書が付いているものは保障(無償交換)されるようです。
しかしよくよく読むと、やはりこの一文がありました。
- <補償対象外>
- 火災、地震、風水害、落雷、その他天災地変や自然現象などの不可抗力による故障、破損等
台風は明らかに風水害に含まれますね。
まあ、日本で台風で折れた傘を全部無償交換してたら会社潰れますからね。
画像は上左からイマオコーポレーション、クルニプス日本公式、同よりお借りしました。

このブログへのコメントは muragonにログインするか、
SNSアカウントを使用してください。