「あげた」物を返せというのは下品な行為ですが言い返しも拙い
よく聞くのが、カップルが破綻した時に貢がれていた方(従来は多数が女性)が貢いでいた方(従来は多数が男性)から
「今まで渡したプレゼント、特にブランド物を全部返せ!」
と請求されたというもの。
中には、無視していたら「あげたもの一覧(もちろん金額明細付き)」やら「あげたものの領収書のコピー(及び総額計算書)」を送り付けられたという話まであります。
貸した物ならば返還請求は当たり前ですが、「あげる」と明言した物を返せと騒ぐのは、非常に下品な言動だと思いますよ。
「あげたのにお返しが無い」と騒ぐのも然り。
ましてや贈ってから150年も経っている物を返せとは。
それに対する米国側の報道官の返しに全くひねりというかドストレート過ぎて泥仕合展開ないのもいただけませんね。
ただ、日本の世論は「トランプ憎し」に大きく傾いているので、このニュースに関するコメントは
「自由の女神を返せと言われるほど自由がなくなっている(トランプ政権の)アメリカが悪いのだから言われてもしょうがない」
「レビット報道官の恩着せがましい発言は、トランプ大統領のコピー」
といった発言ばかりが目立ちます。
究極の同レベルの争いなのに。
私なら何と返すか考えてみました。
❶素の私なら
「あなたは恋人と別れるたびに『あげた物は全て返せ』と仰るタイプですか?」
同程度に捻りがない。
けど、個人に対象を絞っているから全フランス人を敵に回す発言よりかはマシでしょうか?
30点。
❷シェークスピアのヴェニスの商人をパクってみました。
「では着払いで返却させていただきますので、3日以内に取りに来てください。三日を過ぎた場合は、一日当たり〇〇ドルの保管料をいただきます。ただしその際に我が国が設置したコンクリートには一本のヒビもつけてはいけません。埃も決して立てずにお持ち帰りください」
うーん、35点。
難しい。
自由の女神画像はホットホリデーよりお借りしました。
難しいなあ。

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