HSS型HSP🌏Millieの脳内世界

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A big chill is coming. Be sure to stay warm.Watch out for thermal shock.December is almost here.
寒波襲来です。暖かくお過ごしください。ヒートショックにご用心。もうすぐ師走です。

神社/仏閣/教会>神社>お尻を上げた狛犬の謎

この記事で予告しました


たまにいらっしゃる「お尻を高く上げたポーズの狛犬」の謎の解説です。


こういう方ですね。


下のお方は似てるけど違います。
これは犬が「あそぼ」と誘うボディランゲージで「プレイバウ」と言います。



このお尻上げポーズは「出雲型」もしくは「構え型」と呼ばれます。


こちらは力士の土俵入りの型。雲竜型と不知火型。


 


本題に入りますと、お尻を上げているのは狛犬ではありません。
唐獅子です。


そして唐獅子像が造られるようになった中国にも、それを真似して造るようになった日本にも本物の獅子はいない。


なので職人は猫をモデルに唐獅子像を造りました


で、猫がよくやるこのポーズが参考にされました。


クリソツ。

 


同じポーズをしている狛犬と唐獅子の見分け方は


角がなくて口が開いている   ➡︎    唐獅子
一本角があって口が閉じている ➡︎ 狛犬


です。
上の場合は向かって右が唐獅子、左が狛犬です。


時代が下るに従い、狛犬の角は省略されはじめます。


その場合は口の開閉(阿吽:あうん)だけでも見分けがつきます。


以前に書いた記事もよろしかったらご参照くださいね。



ものには全て起源や理由があるのです。


『それっぽく見えさえすれば別にどうでもよくないですか❓』


では、科学の発展も美術の発展も、人間の脳の進化も止まっちゃいますよ。


ん❓何かえらく壮大な話になってきたな💦
お後がよろしいようで。