吉村都知事が狙うミスリード
確かに本件1件だけに限って言えば誤報だったようです。
しかし吉村知事は悪意のあるデマと決めつけている。
さらにその機に乗じて、あたかも今まで報道された大阪万博の欠陥や不手際や虚構に対する批判も、全部デマでした!と読者に思わせようと狙っている。
「もうそろそろ」という含みのある言い方で「これまでの、ぜ~んぶ」というミスリードを誘っている。
- メタンガス問題 :デマじゃない
- 並ばない万博のはずが、結局行列 :デマじゃない
- 空飛ぶ車とか言って、ただのドローン :デマじゃない
- 関係者までカウントして来場者数水増し :デマじゃない
- 金をかけたトイレが不出来 :デマじゃない
- 「釘を使わない」自慢してボルトを使用 :デマじゃない
- アフタヌーンティーが紙コップ :デマじゃない
最後に関しては批判を受けてから改善された(陶器製ティーカップに戻した)とのことですが、批判がなければ改善もなかった。
批判されて当然のことが批判されると、なぜか突然倫理教師に変身して
「悪口は良くない」
「悪い面は見ないで、良い面だけ見ましょう、良いことだけ言いましょう」
と説教を始める人が、日本人にはとても多いですね。
欠点に気付かない人は「性格のイイヒト」で、気付いてしまう人は「性格のワルイヒト」とカテゴライズしたり。
…だからすぐにヘロンからナイスダックにされるんですよ。
ナイスダック キャリング リーキス。
※ヘロン:鷺
ダック:鴨
リーキ:葱
リーキ(西洋ネギ)画像は園芸ネットよりお借りしました。
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