❷「生命の樹」岡本太郎記念館その②:都心縦断代散歩!青山から浅草へ
①はこちらです。
2階は企画展示。
現在は7月2日から始まった「生命の樹ーもう一つの太陽の塔ー」が開催中です。
大阪万博(1970年)展示用オブジェ(太陽の塔の胎内に置く「内臓」)として造らたものの、50数年の年月で劣化していた「生命の樹」。
2018年に再生されたそうです。
生命の樹(Tree of Life)は、旧約聖書の創世記に出てくる架空の樹です。
エデンの園の中央には2本の樹が生えています。
ひとつは、アダムとイブがその実を食べてエデンを追われた「知恵の樹」。
もうひとつが、その実を食べると永遠の命を得るとされる「生命の樹」でした。
岡本太郎制作の太陽の樹(樹高41m)の枝に実っているのは、実ではなく、300体と言われる生物模型です。
太陽の塔の内部構造ミニチュア(1970年版・左)と、同2018年版(右)
根元の地面には単細胞生物、幹の下の方には海洋生物、中腹には恐竜、そして上部にいるのはホモサピエンス。
地球生命の進化を表しています。
⇩こちらはミュージアムショップ
5月に行った朝倉彫塑館(旧朝倉文夫邸)も、故・朝倉文夫氏の住居兼アトリエを改装した美術館でした。
あちらは個人宅だったにしては驚くほど広かったのですが、この旧岡本太郎邸は、岡本太郎氏の知名度を知っているとあれ?と思うくらいのコンパクトさです。
もちろん台東区と港区青山では地価が違いますし、朝倉文夫邸が造られたのは明治時代、岡本太郎邸は戦後。
それにしても意外なほどコンパクトで、少々拍子抜けでした。
その代わりと言いますか、でっかいバナナの樹が植えられた前庭にも、でかい作品がどかんドカンと置かれています。
庭を散策していると、上から視線を感じました。
見上げたら・・・・・・いた。
いた~~~~~!!
目が遭った。
鏡の中にもヤツがいる。
もっと観たい場合は、登戸にある「川崎市岡本太郎美術館」が待っています。
ここから、すぐご近所にある次の目的地「紅ミュージアム」に向かいました。
続きます。















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