買物>雑貨:オレンジフラワー水の香りが好きすぎる
ブログを始めたばかりの頃の記事です。
niceが4個(セルフniceを除く)しか付いてません。
なのでそっと再公開。
初公開:2021/06/18 10:00
九州の実家には、昔
「庭に勝手に生えてきたのを何十年か放置したら、屋根より大きくなった」
(祖母談)という夏みかんの巨木がありました。
初夏になると無数の花をつけ、秋には大量の実を付けてました。
夏みかんという名前から夏に実が熟すと思ってる方が多いですが、じつは違います。
結実は秋。
ただ、実りたては酸味が強すぎて食べるのに適さないため、そのまま樹上で越冬させ、糖度が出てくる春~初夏にようやく出荷されていました。
市場に出回るのが初夏なので「夏みかん」なのです。
縁側から裏庭に出る通路の脇にそびえていたので、往復するたび樹の下を通ります。
花の季節の「夏ミカンの花の香り」のシャワーは、それはそれはいい匂い。
私の「嗅覚記憶」の原点と言える存在です。
なので、今でもオレンジフラワーの香りが大好き。
時々オレンジフラワー水を買ってます。
一度、主人がオレンジオイル(皮の方を精製したもの)をプレゼントに買って来てくれたことがありました。
ありがたいけど、オレンジフラワー水ではないことを伝えると
「えっ違うの?店員さんにオレンジ水と伝えたら、これしかないと言われたんだけど??」
というくらい、日本ではあまりなじみがないようです。
花と皮は全然別種の香りです。もちろんこちらがお好きな方も多いです。
オレンジフラワー水は、オレンジフラワー油を水蒸気蒸留法で生成するときに発生する、副産物的な水分です。
主にイタリアを筆頭に地中海諸国、それから中東で愛用されています。
生産国もこの辺。
香りには抗不安作用があり、軽うつ、不眠症、慢性疲労に効くそうです。
五感過敏で疲労がたまりやすく、子供の頃から音に敏感なために寝付きが悪い&些細な音や振動ですぐに目が覚めてコマ切れ睡眠におちいりやすい私。
嗅覚も過敏なため、ほとんどのアロマオイルは「臭くてダメ」で受け付けない厄介な性質なのですが、これだけは今より入手が難しかった昔から常備して、疲れると嗅いでいます。
抗不安作用・・・は10年前うつになって初めて知ったのですが、本能的にこの香りが効くことを感知してたのでしょうか?
夏ミカンの花の写真は古いアルバムにしかないので、フリー画像を拾いました。
去年の実を収穫する前に今年の花が咲くというのが「夏みかんの樹のお約束」です🍊
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