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標識/看板/記事物>甲州街道@高尾駅:雨で通行止になる幹線道路

甲州街道は江戸五街道のひとつ。
日本橋から新宿、調布、府中、八王子、高尾を経て甲府に至りさらにその先の
下諏訪で中山道と合流する、全長219kmの道です。
今でも幹線道路です。


のはずなのに、JR高尾駅(京王線の高尾山口駅とは別の麓の駅)のすぐ北側の交差点
(町田街道と交差)のところに不穏な標識が。


雨で通行止めになるの❓❓


<150mmはこんな雨量>


  50mm:猛烈な雨。車の運転は危険。
100mm:災害級の大雨。車の運転は止めるべき。
150mm;記録的な大災害級の大雨。



あ、なんだ。
こりゃ通行止めもしかたない。


実際に降った記録があるのかというと・・・


①1982年7月23日長崎県琴海町長浦岳で18時~19時に153mmの降雨を記録。
「長崎豪雨」「長崎大水害」と呼ばれる大災害を引き起こした。


②1999年10月27日千葉県佐原市(現香取市)で19時~20時に同じく153mmの

降雨を記録。


この2例が記録に残る中では日本の最大1時間降水量である。


危険すぎる。他の道も通行止めになるわこれじゃ。


しかし、ではなぜここにだけ、わざわざこの看板があるのでしょう❓


不思議です。