童謡の歌詞の嘘:モンシロチョウは桜にはとまらない
私はこのブログでも何度も書いたように蝶恐怖症(バタフライフォビア)です。
なので、幼稚園で歌わされた童謡「ちょうちょ」は苦痛以外の何ものでもありませんでした。
当時(昭和40年代:55年以上前)は、歌の時間に適当に口パクなどしていると
「真面目に歌いなさいッ!!」
とマジで怒られたものです。
その後、高校生くらいになった時、私は別の理由でこの歌が再度嫌いになりました。
理由は⇩
「桜の花にモンシロチョウなど来ないだろうが!」
「ちょうちょ」で歌われている蝶はモンシロチョウです。
モンシロチョウはア主にブラナ科の植物の花、俗にいう「菜の花」に集まります。
モンシロチョウの幼虫はアブラナ科の植物の葉を食べます。
アゲハチョウは主にミカン科の植物の花に集まります。
アゲハチョウ幼虫はアブラナ科の植物の葉を食べます。
アゲハがアブラナ科の花やバラ科の花(桜の花もバラ科のひとつ)に行くことはありますが、モンシロチョウが菜の花に飽きたからといってミカン科やバラ科の花に行くことはありません。
理由は、ミカン科やバラ科の花の構造では蜜のある場所がやや深く、小型のモンシロチョウの短い口吻では吸蜜が困難なためです。
この理由を知らなくても、普段自然観察をしている人なら
「モンシロチョウは桜の花には集まらない」
ということに気付いているはずです。
あいつらが大大大嫌いな私でも、嫌だけど、知ってました。
つまり「菜の花に飽いたら桜にとまれ」というのは、自然観察を全くしてない人が何となく夢想した脳内メルヒェンなのです。
「鳥は自由にどこにでも行けていいなあ、羨ましい」というのと同類項。
いや、野鳥の生存競争がどれだけ厳しくて、成鳥になれる率がどのくらいで、冬季にどれだけ餓死しまくってるか知ってるんですか?
例えばスズメが成鳥になれる率は1割以下です。
「いつか白馬の王子様が私を迎えに来るの」レベルの妄想です。
すみません。
脂汗が出るほど苦手なくせに、チョウチョウと連呼していたらリアルに気分が悪くなったので、この辺で失礼いたします。





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