マンガ書評>「根暗SE男子がお見合い100回して結婚した話」その2⃣
初回公開:2021/11/29
この週末に読んだ婚活モノコミックエッセイの書評をしたいと思っているのですが、前振りとして、以前に投稿した婚活モノコミックエッセイの再公開をします
こちらの続きです。
未読の方は1⃣から読んでいただけますと幸いです。
❻「高学歴女性は高飛車だから」却下。
Amazonレビューでもレビュアーの総スカンを食ってたフレーズです。
本当に高飛車に感じるとしたら、原因は100%己の劣等感です。
「自分は学歴コンプレックスがあるので、高学歴女性が苦手」
と正直に言ったほうがいいと思います。
❼未婚女性全員を見下している。
高学歴女性は高飛車、は担当の女性編集者からも良くないと指摘されたらしいですが、それに対して言い返したセリフが
「そんなだから結婚できないんですよ」
作画担当である、この人の奥さん(わがままSEが婚活の果てにゴールインした相手がマンガ家だったというオチ)も、よくこのウンコエピソードを平気で公開できますね。
編集者も、ここまで言われてよく掲載しましたね。
昨今流行りの炎上狙いでしょうか。
❽ゴルフやヨガが趣味の女性は意識高い系そうだし、お金がかかるからダメ。
「自分は高級取りではないので、お金がかかる趣味の方とは付き合いきれない」
と、なぜ正直に言えないんでしょう。
また、何ゆえゴルフとヨガをピンポイントで攻撃するんでしょう。
ゴルフはよく知りませんが、ヨガはヨガマット(安い物なら2,000円前後)と本数冊(数千円)だけでやってる人もわりといます。
「共働きを続ける女性希望」なんでしょう?
共働きなら自分の趣味の費用は自分で出しますよね。
妻が自分の小遣いの範囲内で趣味にお金をかけるのもダメなんでしょうか。
❾人の悪口を言うような女性はダメ
一応正論。だがしかし。
この本まるまる一冊が
「自分とうまくいかなかったお見合い相手数十人に対する、一方的な悪口大全」
なのは棚上げですか?
どの口が言えるんだとほとほと困惑しかありません。
➓親と仲良しでない女性はダメ
世の中には、そうせざるを得ない、不幸な生い立ちの女性も少なからずいるんです。
まあ❶〜❾みたいなことを平気で言う男性に、不幸な生い立ちの女性を受け入れる包容力なんてないのでしょうが。
といった感じで、とにかくもうストライクゾーンが狭すぎて、蜘蛛の糸より細い。
全く共感できない。
あ、こんなのもありました。
⓫見合い写真と雰囲気が違ったらダメ

逆に「見合い写真を全く無修正で出した人」がどんだけいるのか知りたい。
フィルムカメラの時代から、写真技師がネガフィルムに筆で修正を入れてました。
全く無修正で見合い写真を出せるほどの美人なら、そもそも婚活市場なんぞに出てこんわ、ボケ!と思うのですけどね私は。
かように些細なことダメ出ししまくり、あるダメ出しと180度違うダメ出しでも平気で出しまくり。
なのにその自覚はゼロ。
「僕の婚活がうまくいかないのは、ひたすら相手のせい」
「僕は全然悪くないのに、女性側が変な人ばかりで可哀想な僕」
と言いたいとしか読めない展開が延々と続きます。
ところが相手の方から断られると一転「何がいけなかったんだ」と泣くだけ。
自分のどこ悪かったのか?という反省は、一行たりとも描かれていません。
なんだかまるで
「全然悪いところはないのに、お相手の気まぐれで振られてしまった可哀想な僕」
とでも言いたげ。
そんなわけはないでしょう。
結局この男性は「年上の」「BL専門漫画家」女性(こちらの希望は「なんとしてでも年下男性と結婚したかった」)から、あれよあれよと押し切られる形でご成婚エンド。
その現・奥さんがこの漫画を描いてます。
原作:夫 作画:妻。
同人誌にも手を出しているBL漫画家さんです。
ヨガと同人誌活動、どっちがお金がかかるかというと、絶対・ぶっちぎり、同人誌活動の方が金食い趣味です。
私はヲタクなので同人活動がいかに金食い虫か知ってますけどね。
このSE氏は単に知らなかったんでしょうね。
狭い狭~い偏った知識を論拠にして「金食い趣味代表」みたく名指しされたゴルフとヨガが不憫です。


もう1回だけ続きます。



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