自己紹介>HSPとパレイドリア現象
イタリアの形がロングブーツに見えるとか。
月のクレーターの影がウサギに見えるとか。
アオムシの模様が目玉に見えるとか。
人面魚(古い)だとか。
いわゆる「そうでないものがそう見える」、目の錯覚現象。
「うちの猫、『ゴハン』とか『うまい』って鳴くんです!」
とかいう、耳の錯覚現象。
ま・さ・か!の「けもフレ」で復活 ('◇')ゞ 人面魚。
小難しく言うと
「ランダムデータの中に、実在しない何らかのパターンを認識する視覚的・聴覚的な心理現象」
を「パレイドリア現象」と言います。
普通に誰もが経験することです。
本人が「空目・空耳」を自覚して、ネタとして付き合ってるうちは何の問題もありません。
日本人は特にそっち系ネタが好きな国民性ですし。
こんなの ↓ とか、タモリ倶楽部の空耳アワーとか。
これがフェリシモの通常運転。
しかし、ひとたび本人がそれを気に病んだり、事実と思い込んでしまうと、
✕空目・空耳 ⇒ 〇幻覚・幻聴
となり、メンタルの病気、もしくはレビー小小体型認知症と診断されます。
HSPは、そのセンシティブさゆえに、このパレイドリア現象を強く感じる人が多いそうです。
私の場合は子供の頃から、例えば雲を見ると必ず何か(多くは動物)の形に見えてましたね。
爺ちゃんにそれを言うと面白がって「〇年のかがくに投稿しろ!」とはがきを買ってくれました。
イラストを描いて投稿したら毎月のように採用されて、一時読者コーナーの常連でした。
壁のシミ、板の木目、あらゆるものに常に何かの形を見ていました。
有名なロールシャッハテストもパレイドリア現象を応用したものです。
上の絵は、私には「小さな帽子をかぶってピエロの鼻(赤いやつ)を付けた双子の女の子が手をつないで、つないでない方の手でサムズアップをしながら陽気に踊ってる周りに、鳩や雀が飛んでいる」ように見えます。
ある意味生まれつきの「パレイドリア・エリート」(そんな言葉はありません!)だった私は、その結果
「幽霊とか超常現象をを全く信じない子ども」
になり、そのまま大人になって、今も全く信じてません。
誰かが
「私、見えるヒトなの。ほら、あそこにいるわ」
といくら迫真の表情で言っても
(あー、知ってる。それ、パレイドリア!)
と思ってしまうから。
可愛くないですね~。
また、私は「人の気配に敏感すぎる」の反動で、お化け屋敷やホラー映画が全く怖くありません。
このへんの話も、いずれ詳しく書こうかと思っています。
⇒とりあえずこのお話は、第3弾の「HSPとシミュラクラ」に続きます。
よろしくお願いいたします。
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