HSS型HSP🌏Millieの脳内世界

いらっしゃいませ。お好きな記事へどうぞ。

   

It is getting hotter.
Be careful not to eat too much cold food.
This year's ducklings will hatch soon.
How many ducklings will we see ?

自己紹介>HSS型HSPは多分父方祖父からの遺伝❶不思議な人でした

初掲載 12/9 13:00


アクセス少なめなので再掲載してみます。
よろしくお願いいたします。


😊 😊 😊 😊 😊


HSPは遺伝だと言われます。
脳の特定領域の働きが平均より活性化しているものなので、確かに遺伝でしょう。


そして私には心当たりがあります。
父方の祖父がおそらく私と同じHSS型HSPでした。


私は祖父にとっての初孫です。
私が生まれた時彼は60歳を少し超え、既に仕事を辞めて隠居していました。


田舎で土地が安いからとはいえ、県庁所在地に家を構え、人並の蓄えも持っていました。


こんなに豪邸ではなかったですが部屋数は多かった。

跡取り息子(父)に嫁を取り三世代同居をしていました。


母は「暇な人が孫の世話をすればいい」と生まれた娘(私)の世話を祖父母に全部丸投げして仕事(小学校教諭)に行ってました。


祖父は不思議な人でした。
(母も十分不思議ですが)


祖父は飽きっぽく、色々な職を点々としたようでした。


祖母と知り合った時はものを書く仕事をやっていたそうです。


※ネットのなかった時代は吹けば飛ぶような弱小出版社やミニコミ誌が多数存在しましたので、そういう仕事はけっこうあったようです。


それからいくつか商売をやり、とりあえず損だけはしなかったもようです。


水彩画が描ける人でしたが祖父の絵は売り物にはほぼならず、他人の絵を売る仕事を一時やっていたそうです。


まさか露天商ではなかったと思いますが・・・


私も実は小学校から高校まで絵ではさんざん賞を取りました。
絵心も遺伝でしょうか。
売り物としては認められなかったところまで似なくても良いのに。


祖父は九州男児でしたが酒が全く飲めませんでした。
私は肝臓のアルコール分解酵素が不活性、つまりアルコールが全く飲めない(無理して飲まされると急性アルコール中毒で死亡します)体質ですが、これも祖父からの遺伝です。


祖父には転職歴に加え放浪癖もあったようです。


放浪癖と言っても寅さんほどではありません。
それでも、ちょっと出かけてくると言って1週間2週間帰ってこないことはザラだったようです。


しかしふらっと行った先の競馬場で大穴を当ててお金を稼いできたり、色々謎だったと祖母は言います。


背が低く165cmあるかないか。マトリョーシカのような体型でした。


そしてその世代の日本人男性には珍しく背の高い女性が好きでした。
うちの祖母も160cmありました。
同世代の女性としては高い方です。


私は子供の頃はとても背が高かったので、祖父は「この子は170いくかもしれん」
と楽しみにしていました。


なので中2、160cmで私の成長が止まった時はちょっぴり残念そうな顔をしていました。


親戚の男性陣は口々に
「バカいえ、女の子は小さいくらいが可愛いんだ」
「160で止まってよかった」
と言いましたが、私自身は今でもあと5cm背が欲しいです。


また、強い女性が好きでした。
私が小学生の時、男子にいじめられて泣いて帰るとよく祖父に言われました。


「女の子は泣くぎいかん(泣いてはダメだ)。ほんなこって(本当に)強か男は、女ばいじめたいはせんばい。男同士で喧嘩すっけんな。
女ばいじむっ(いじめる)ごたる男は弱虫けんが、ちょっとくりゃあ怪我させてでんよかけん、やい返せ(やり返せ)。絶対泣くけん」


九州では「男の子だから泣くんじゃない」「女の子のくせに生意気言うんじゃない」
といういわゆる男尊女卑の風潮が強かったのですが、ここでも祖父は独自の価値観を持っていました。


祖父のアドバイスのおかげで私はちょこちょこやり返していたため、そこまで決定的な(怪我をするような)酷いいじめは受けていませんでした。


それでもひとりだけ、しつこく蹴る・叩く・突き飛ばす系の攻撃をやめなかったSも、小4の時にとうとう思い切りやり返してギャン泣きさせました。


S以外の他の男児にも怖がられて、めでたくいじめから脱することができました。


そのエピソードはこちらで書いてます。


「我慢しなさい」「気にするのをやめなさい」「好意の裏返しと良い方に考えなさい」
系の教育をされていたら、不登校になっていたかもしれません。


あまり長くなると皆さん飽きられるでしょうから、ここで一旦続きとします。