HSS型HSP🌏Millieの脳内世界

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The cherry blossoms are just about to bloom.
Do you want to see the cherry blossoms or Sakurajima?
Sakurajima's eruption is projected image,so don't panic.

自己紹介>祖父の教え:世間体は当てにならない

我が家はこんな感じでした。


祖父:独特の価値観と謎の行動力を持った不思議ちゃん。


祖母:祖父に「結婚してくれなきゃ死ぬ」と言われたという美人。スイッチが入ると斬鉄剣の如き強烈な正論でぶった斬るので、一度斬られた近隣住民や親戚からは嫌われていた。


父:学業成績優秀だが無趣味な公務員。世間体第一。


母:後に「子供は嫌い」とカミングアウトした小学校教諭。自分の子供も同居の舅姑に丸投げ。しかし外面はおそろしく良い。



世間(近所や親戚)は祖父母より父母を評価してました。
特に母は「先生」と呼ばれて持ち上げられていました。


そして父母は、新生児から小学校低学年頃までの一番手のかかる時期の子供の面倒を祖父母に丸投げしても、中〜高学年になり手のかからなくなった子供は、都合よく「戻ってくる」と思っていたようです。


ある時突然母が授業参観に来ると言い出しました。


それまで「仕事を休めないから」と学校行事も祖母に丸投げだったのに。


「いつもの通りお婆ちゃんでいい」
と私は答えました。それに対する母の言い草がひどかった。


「どうして❓他のお友達は皆若いお母さんが来てるのに、自分だけ婆さんって恥ずかしいでしょ❓A香ちゃん(同学年。やはり学校行事には祖母が来ていた)がね、こないだ家で泣いたんだって」


母の弁によるとA香さんは


「お友達はみんな若くて綺麗なお母さんが来てるのに、うちだけお婆ちゃんでいつも恥ずかしい思いをしている。お婆ちゃんはもう嫌だ。母さんが来てくれなきゃヤダヤダ〜😭」


と泣いたと言うのです。



母「それ聞いて、あんたもそうに違いない、可哀想にと思って。だから次の参観日は無理して休み取って行ってあげる」


イヤイヤ。
私の正直な感想はこうでした。


ちびまる子ちゃんの口調で呼んでいただくとベスト。
👇


「A香ってそんな奴だったのか。今までよく忘れ物してはお婆ちゃんに学校に持って来てもらったり、お婆ちゃんに宿題手伝ってもらったり、散々お婆ちゃんの世話になっときながらそんな言い草する恩知らずの薄情者だったとは。見損なったね」


母「嬉しいでしょ❓」


私「全然。来なくていい。私はお婆ちゃんの方がいい」


母「何でよ❓」


私「婆ちゃんは年寄りだけど美人だもん。A香のお母さんと比べても美人だね。背も高いし。だから婆ちゃんの方がいい❗️来ないでね❗️」


写真は単なるイメージです。


怒った母はこれを近所や親戚に「ジジババが娘を洗脳している」と言いふらします。


世の中「子育てを丸投げした必然の結果に過ぎないでしょうに」と母に呆れる良識の人ばかりではありません。


「子供は(ひどい仕打ちをしても)生みの親を慕うのが普通」
という考えの持ち主も一定数いて、母にはそれなりの味方が付き、祖父母が悪いような噂が実際立ったんですね。


私をつかまえて「お母さんに生んでもらったことに感謝しなきゃダメよ」と説教かました親戚のオバサンもいました。


それに対して祖父は私に言いました。


「世間は正しい方の味方なんかしない。少しだけ物を考える奴は自分に都合の良い方の味方をするし、物を考えない奴は単に多数派に付く。だから世間体なんかクソだ」



私の気質は祖父の隔世遺伝です。