哺乳類>翼手目>コウモリについて語りたい❶意外と大派閥
お正月に書いちゃったせいかアクセスが少なかったコウモリのお話。
もう少し読まれたいな〜と思いまして、再度記事の先頭に持ってきてみます。
松の内はSNSをお休みされてた方、どうかよろしくお願いします。
読んでくださいね😉
昨夜こんな記事を書いたら
コウモリのこともっと語りたい❗️
モードになってしまったので、少し書きます。
も〜蘊蓄(ウンチク)語りたいだけなのでゆるく読んでください。
翼手目(よくしゅもく)=コウモリとは
哺乳綱 Mammalia(一般的にいう哺乳類のこと)翼手目 Chiropteraとは
手が翼状になっている哺乳類のことです。
俗にいうコウモリのことです。
コウモリは現在地球上に約1,000種が生息しています。
哺乳類全体で4,300〜4,600種と言われている(分類学者によって誤差あり)ため
コウモリは全哺乳類の22%から23%を占める一大派閥です。
ちなみに鳥綱 Aves(一般的にいう鳥類のこと)は約10,000種です。
日本で目にするコウモリは、春から秋にかけて(冬は冬眠するので見れません)の夕暮れに民家近くを飛び回るネズミ大のイエコウモリ(別名アブラコウモリ)ぐらいのものです。
出典元:http://www.pestcontrol-tokyo.jp/koumori/koumori_tigai.html
沖縄や八重山諸島などにはイエコウモリ以外の種も数種が生息していますが、ちょっと割愛します。
エキゾチックペットを扱うペットショップに行かれる方ならば、ごくたまに入荷している
フルーツバットもご存知かもしれません。
耳を除けば犬にしか見えませんが、フルーツバットです。
出典元:https://karapaia.com/archives/52261261.html
野性のフルーツバットは日本では八重山諸島などにごく僅かに生息するのみです。
天然記念物指定です。
鳥獣保護法によっても守られていますので、捕獲は禁止です。
そのため日本でペットとして流通しているのは100%外国種です。
かつては動物検疫を通り外国から輸入されていましたが、感染症法に基づき2003年に
輸入禁止となりました。
そのため現在出回っている個体は、日本国内で繁殖された外国種です。
フルーツバットの出産時期は春先なので、入荷時期も概ねその頃に限られています。
コウモリのブリーダーが存在するんですね。
こんな感じでほとんどの日本人には馴染みがないのに、世界中に1,000種もいること自体に驚きです。
イソップ童話では動物の仲間にも鳥の仲間にも入れてもらえず、ショボーン😢な役回りの
コウモリ。
なかまはずれの コウモリ | The Bat, the Beast and the Bird | イソップ物語 | ピンキッツ童話
しかし派閥(種)数で比較するとこうなります。
※哺乳類の種の数は間をとって4,400種と仮定します。
- コウモリ以外の哺乳類 3,400種
- コウモリ 1,000種
- 鳥類 10,000種
これを全体で1,000人(便宜的に人を使います)のコミュニティに換算すると
ざっくり動物さんが236人、コウモリさんが70人、鳥さんが694人です。
動物さんチームからも鳥さんチームからも
「仲間に入れてあげない❗️」
とハブられたとしても、70人もいれば小さいながらひとチーム作って何とかやっていけそうじゃないですか。
※あくまで種の数です。生息数は正確な数が出せないので。
「14日間無料体験」を利用すれば無料で見れます。
- 黄金バット
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- コウモリの謎: 哺乳類が空を飛んだ理由
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ちょこっとだけ続きます。
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