話題>富士山山開き>時よ止まれ、君は美しい。
今日は、富士山の2年ぶりの山開きです。
下の写真は、主人からもらった霊峰・富士の航空写真です。
出張の機上で撮ったもののようです。
富士山の御祭神は、木花之佐久夜毘売(コノハナサクヤヒメ)。
日本神話随一の、絶世の美女とうたわれる女神です。
サクヤが桜(サクラ)の語源になったとも、かぐや姫のモデルともいわれます。
子供向けの「かぐや姫」では省略されていますが、「竹取物語」のラストはこうです。
かぐや姫を迎えに来た月の天人は「不老不死」の薬を携えていました。
姫はそれを別れの記念として、三年間文通していた時の帝に贈ります。
しかし、嘆き悲しんだ帝は「こんなものはいらない」と、薬を一番高い山の頂で燃やしてしまうよう命じたのでした。
不死の薬を燃やした山は、以来「不死山」と呼ばれるようになりました。
この不死山が転訛して「富士山」になったというものです。
堂本印象(日本画家1891-1975)の絵では少し壇蜜さん風味ですが・・・
※壇蜜さんは1980年生まれなので、この絵が描かれたのが先です。
大沢崩れを見ると、私が思い浮かべてしまうのはこちらの美女。
スカーフェイスがその美を一切損ねていない、稀有なキャラクター。
エメラルダス©松本零士
大沢崩れは年々崩落が拡大しています。
今後数百年をかけて、富士山の容貌を変えていくと予想されています。
いつまでも絶世の美女であり続けてほしいと願います。
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