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マンガ書評>⑩「無能の鷹」(後編)㊗6巻発売





2023年5月13日に

無能の鷹(6) (Kissコミックス)
無能の鷹(6) (Kissコミックス)
講談社
Digital Ebook Purchas


第6巻が発売されました。

めでたい。


1巻のこの名セリフ☟を超えるセリフはまだ出てきてないけど。



4巻5巻あたりでSNSで一部に「もうネタ切れか?」といった意見も出ましたが、なんのなんの。


まだまだ続く、大丈夫、な勢いです。


舞台はとあるITコンサル。有能そうな見た目とは裏腹に、中身はとんでもなく無能な鷹野ツメ子。

破茶滅茶なビジネススタイルで同僚やクライアントたちを振り回しつつもその無能っぷりが功を奏してなんだかんだ案件が上手くいく!?


(6巻解説・BookLiveより)


まじめなお勤め人の方にほど「こんな同僚(部下)嫌だ」「冗談じゃない」と言われそうです。


しかし結果オーライであれ会社の利益には貢献しているわけで、いわゆる給料泥棒とは一線を画しています。


昭和の時代には「接待飲み会要員」「接待ゴルフ要員」「社員のお嫁さん要員(いわゆるお茶くみの若い独身女性)」など、本業そのもの以外の面を評価されて給与が支払われている社員が一定数いたものです。


現在でも例えば実業団に所属するアスリートは「本業をバリバリやって売上に貢献」する代わりに「スポーツで勝つことで所属企業のイメージアップに貢献してひいては売上に貢献」しているわけです。


それとツメ子の間にどのくらいの違いがありますか?と思う私です。


私は周囲から誤解・低評価されやすい性質だと自覚しているので、ツメ子が羨ましくもあります。



あと、ツメ子の長所はいくらデキると勘違いされても「そうか自分はデキる人間なんだ」と錯覚したり、錯覚ゆえに威張ったりしない所ですね。


実社会には「社長の血縁だからちやほやされてるだけなのに」「美人だから社長に気に入られてるだけなのに」自分が優秀なのだと勘違いして威張ったり「私を見習いなさい」みたいな発言をする人がいますけど、ツメ子には見事にそこはない。


淡々と「私が会社を必要としているから今日も出社して」いるツメ子。


かくありたし、とすら思ってしまう私です。