HSS型HSP🌏Millieの脳内世界

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It is getting hotter.
Be careful not to eat too much cold food.
This year's ducklings will hatch soon.
How many ducklings will we see ?

哺乳類>翼手目>コウモリについて語りたい❻大コウモリと小コウモリ

コウモリにはオオコウモリ亜目(大コウモリ)とコウモリ亜目(小コウモリ)がいます。


オオコウモリの中でも最大種のフィリピンオオコウモリ。
別名ジャイアントゴールデンクラウンフライングフォックス。


体長30cm、体重1.1〜1.4kg、翼長1.5〜1.8m。


オオコウモリは翼を広げた姿が巨大すぎて、英語ではフライングフォックス
(空飛ぶ狐)と称されるのです。


赤ちゃんは本当に仔ギツネにそっくり。


こんなに巨体なのに花の蜜や果物を食べるフルーツバット(果実食性コウモリ)です。


 

最後のアップの写真だけはライルオコウモリです

 


逆に小コウモリの中でも最小のコウモリは、キティブタバナコウモリ。
体長3cm、翼長13cm、体重2g。


キティ(仔猫)なのにブタバナ(豚鼻)。
タイの限られた地域に生息してます。


 



大コウモリの多くはエコーロケーション(反響定位)能力を持たず、視覚で飛ぶので目が大きいです。
大コウモリはほぼ草食(果実食)で比較的大人しいです。


小コウモリの多くはエコーロケーション(反響定位)能力を持ち超音波を発してその反響を
完治して飛ぶので目は退化してちっちゃいです。


小コウモリはほとんどが肉食(昆虫食)です。
中には魚を食べるウオクイコウモリ(フィッシャーマンバット)などもいます。


超音波で魚の位置を特定して捕らえるので、非常にミスの少ない狩をするそうです。
ラテンアメリカ(メキシコからアルゼンチンにかけて)生息しています。



変わり種はチスイコウモリ。
下の写真は南米に生息するナミチスイコウモリです。


吸血鬼ドラキュラのイメージで、コウモリのほとんどが吸血コウモリだと
誤解している方がたまにいますが、かなりの少数派です。



ほとんどの小コウモリは昆虫食。害虫を食べてくれる益獣です。


大コウモリ小ココウモリはこのように外見も能力も食性も何もかもあまりに違うので
かつては全く別系統から似たような形態に進化した、遠縁の生き物と考えられていたそうです。


しかし近年の研究では同じ祖先から進化して別れたことが解明されました。


果物で飼育できる大コウモリ(フルーツバット)は国内繁殖子が春先にペットショップで
売られます。

エキゾチックアニマルを扱うショップに限られますが、下の写真は名古屋のペットショップ

「リミックス」で昨年2020年4月に売り出されたルーセットオオコウモリの子供です。


ルーセットオオコウモリはアフリカ、中東、インドに生息しています。
海外からの輸入が禁じられたため現在出回るのは国内ブリード仔のみです。



この子のお値段は表示されていませんでした。要問い合わせ❓


知り合いでコウモリを飼ってる人は残念ながらいませんが、なかなか可愛いなと思います。


❻まで続いてしまったコウモリシリーズ。
お付き合いありがとうございました😊