雑学>健康>笑う門には科学的に福が来るか?
「笑う門には福来る」ということわざがあります。
思春期の一時期、この言葉を嫌っていたことがあります。
私はいわゆる小学生女子向けの王道少女マンガが苦手な子供でした。
喜怒哀楽の波の激しい人や描写ががすごく苦手で。
(何かっつーとすぐ泣くってめんどくさいなー)
(笑った方が可愛いよって、誰にだって使える言葉でしょ❓うさんくさっ❗️)
とか感じてしまって。
👆キャンディ🍬キャンディ🍬の名台詞ですな。
しかし、なんと「笑う門には福来る」には科学的根拠があるらしいのです。
ヒトの体内にはナチュラルキラー細胞(NK細胞)というのがいて、がん細胞やウイルス感染細胞などを見つけ次第攻撃する仕事をしています。
生まれつき備わっている自然免疫に重要な役割を担っています。
免疫システムは大別して2種類
・自然免疫(先天性)
・獲得免疫(後天性)
がん細胞は細胞のミスコピーにより発生するので、健康人でも、一日当たり数千個の細胞ががん化していると言われています。
それががんとして発症しないで済んでいるのは、NK細胞が片っ端から除去しているためです。
NK細胞は一般的にリンパ球の10~30%を占めています。
体内のNK細胞は、20歳くらいをピークにその数が減ります。
がんは40歳くらいから急激に増えてきますが、NK細胞の減少や活性の低下と関係があると言われています。
最近流行ったマンガ(アニメ化も)「はたらく細胞」にも出てきましたね、NK細胞さん。
例えばがん患者の手術後の予後を調べると、NK細胞の活性が高い人ほど生存率が高いという研究結果があります。
しかしこのNK細胞は、身体にストレスがかかると働きが悪くなることがわかっています。
つまり笑うことでストレスを緩和すればNK細胞の働きを活性化できます。
このブログも皆さまにささやかな笑い🤣を提供できればと思いながら書いております。
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