「孤独のグルメ」をご存じですか？

孤独のグルメ【新装版】 (ＳＰＡ！コミックス)

扶桑社

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孤独のグルメ　２ (ＳＰＡ！コミックス)

扶桑社

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原作・久住昌之、作画・（故）谷口ジローのコンビで、1994年から1996年にかけて連載されたマンガです。

1994年というと、完全に平成ですね。

主人公の井之頭五郎（いのかしら・ごろう）さんが、すごく昭和の香り漂う二枚目なものですから、単行本を読んだときは昭和の作品だと思ってました。

非常に昭和な雰囲気をまとった、井之頭五郎氏（輸入雑貨商・個人事業主）たぶんアラフィフ。

隣の席に子どもがいるのに平気で食後のタバコなぞふかして、母親に「子どもがいるので」と注意されちゃったりするシーンもあるし。

2012年にテレビ東京で深夜ドラマ化されて人気に火が付き、原作はコミック2冊分しかないのにドラマは既にseason８まで放映済み。

2017年からは、毎年テレビ東京の大みそか年越しスペシャル番組化。
台湾ロケとかも行っちゃってます。

井之頭五郎を演じるのは重松豊氏。
season１の1話2話こそ「ゴローさんが丸顔＆50代になっちゃった・・・」と違和感を感じたものですが、すっかり見慣れました。

重松豊さん58歳。公称188㎝75kg　　　

ただ、私の脳内再生でのゴローさんは、重松さんより「もうすこし声帯が太そうな低音」で喋ってます。

今日から待望のseason９が始まります。

TV東京のHP

season１から8まで＋スペシャル編は、全話TV東京の「PARAVI」で配信中です。

内容は、原作者の久住昌之氏が探した「知る人ぞ知る個人経営」系の店で、毎回五郎さんが食べる食べる、というグルメ＆グルマン（大食漢のこと※）ものです。

※井之頭五郎さんは体格がよく、よく食べる設定。重松さんも高身長で体格がいいので、メイン料理を２種類２人前とか、ご飯お替りとか、とにかく食べ（すぎ）てます。

紹介されるお店は個性的。

例えば、女性雑誌では、

• オサレなカフェ（高い）
• 意識高い系オーガニック素材の店（高い）
• 芸能人がお忍びで常連の隠れ家系の店（高い）

ばかりが紹介される代々木上原では、「世界一辛い料理」と言われるブータン料理の店（エスニック系の多い東京においてすら、ブータン料理店はここだけ！）を推してくるというスタイルです。

都内唯一のブータン料理専門店HP

食べログ

もっと正直に言えば、いわゆる「飯テロ」ジャンルです。

※飯テロとは※
第三者の食欲を刺激してさいなませる行為、という意味の俗表現。
典型的には、深夜あるいはダイエット中の（食事を抑制するべき）時分に、さもウマそうにこれ見よがしに飯を食う、といった動向が飯テロに該当する。
（Weblio 辞書より一部抜粋）

なのでダイエット中の方にはお勧めできませんが、そうでない方には一度見てほしい番組です。