野鳥>大鷹にモビング(擬攻撃)を仕掛けるカラス
先日Carinoさんが書かれていた記事です。
実は私も先日似た光景を見て写真を撮ったんです。
でもスマホカメラなのでゴマ粒大にしか映らなくて、すぐに記事にしなかったんです。
私の写真👇
何が何やら、なゴマ粒ぶりですが、真っ黒なのがカラスです。
そして羽の裏が日に当たると白く光ってる方は、カラス大だけどカラスではない鳥。
私の肉眼では猛禽類に見えました。
カラスと同じくらいの体格ですからオオタカかなと思いました。
なぜかというと、トビ(トンビ/鳶)はカラスより明らかに大きいのです。
👇鳶とカラスの体格比較。
ノスリ(鵟)はカラスよりやや大きい。そしてかなり色が白い。
👇鵟とカラスの体格比較
体格が同じくらいなのは、やはりオオタカ(大鷹)なのです。
👇大鷹とカラスの体格比較
私が見たのは大鷹1羽とカラス2羽で、ぐるぐる旋回飛行していました。
何せ輪を描いているため、どちらが追いかけてどちらが逃げているのかさっぱりわかりません。
しかし大鷹が本気の狩モードに入ればカラスは当然逃げるはずです。
ちなみにオオタカは自分と同じ大きさの鳥を日常的に狩ります。
ネットにも、コサギ(小鷺)やカラスを狩るオオタカの写真がたくさんあります。
※ちなみにカラスも狩を行いますが、スズメなどの小鳥が主に標的になります。
そういうふうには(大鷹が真剣なふうには)全く見えませんでした。
輪を描きつつも少しづつ移動していき、5分ほどで見えなくなりました。
これが先月のことです。
そうしたら先日Carino様が上の記事を書かれていて、似たような場面を望遠レンズでもっと大きく映されていました。
しかも追記記事で獣医さんのコメントまで取ってらした。
偉い。
それによると、「去年生まれの若いオオタカをカラスがからかっている」場面だそうです。
あ、モビングかあ。
カラスは猛禽類に対してモビング(擬攻撃または擬似攻撃)と呼ばれる行動をよくやります。
猛禽類(捕食者)に対してカラス(非捕食者)が先手を取って嫌がらせをして、捕食者を追い払う行動です。
私が見たのも(ちょっと牧歌的でしたが)やっぱりモビングだったのか。
やっと納得が行きスッキリしました。
Carino様、ありがとうございました。
このブログへのコメントは muragonにログインするか、
SNSアカウントを使用してください。