報道>電力需給逼迫警報解除😮💨&ソーラーカーの話
昨日3/22の8:00から出されていた電力需給逼迫警報が本日3/23の11:00で解除されました。
2012年に制度ができてから初めての発令というのでドキドキしましたが、なんとか27時間で解除になりました。
昨日は1日家にいて厚着して外に出ませんでしたが、東都心の正午の気温が、予報の3℃を下回る1.9℃だったそうです。
世の風潮として昨今、火力発電が叩かれまくってますね。
しかし、火力発電所が停止してしまったらたちまちこれです。
クリーンエネルギーの必要性はわかります。
わかりますけど、まだ十分な代替えが整ってないうちから
「化石燃料は悪だ」
「そーだそーだ」
「火力発電は悪だ」
「そーだそーだ」
「火力発電所は廃止すべき」
「そーだそーだ」
と一部の過激環境保護団体の尻馬に乗って前のめりになりすぎるのは、いけませんね。
今のところは良い面だけが強調されている電気自動車にしてもそうです。
自動車工業会の豊田章男会長(トヨタ自動車社長)も昨年末にこう発言しています。
「乗用車が全てEV化した場合を試算すると、夏の電力使用ピーク時の電力不足は不可避。解消には発電能力10〜15%増が必要。これは原子力発電所10基増、もしくは火力発電所20基増に相当する」
もちろんこれはあくまで現在の台数のまま100%EV化した場合です。
今の「若者の自動車所有欲低下傾向」が今後も続き、シェアカー普及の風潮が加速すれば
乗用車の台数は将来今より減るでしょう。
そうしているうちに実用ソーラーカーが普及すれば、めでたく問題解決です。
わざわざ「実用」ソーラーカーと表記するのは、実は太陽発電だけで走れるソーラーカーはすでに開発されているからです。
ただし現行のソーラーパネルの出力では1日最大数十kmの走行が限度。
2019年にオランダの会社が1回充電で720kmの走行が可能なLightyearという車を開発しました。
先行予約価格が119,000ユーロ、日本円で1,450万円と発表されました。
ただしこれは2019年当時のレートです。今は円安です。
今日のレートでは1ユーロ約134円なので…
119,000×134=1,594
まあおよそ1,600万円ですね。
この価格がこなれて、普及して、今よりもっと「乗用車所有欲」が低下して公共交通依存率が高まれば原発10基増設は回避できるということです。
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