日本では、車専門誌以外では、自動車の跳ね上げ式開閉ドアを全部「ガルウイング」とする誤用が見受けられます。

なのでそう覚えてしまっている人も多いようです。

実際は、真正面から見てカモメの飛ぶ姿そっくりの上下水平開閉式＝Bだけが

「ガルウイング（カモメの翼）」です。

市販車で世界初のガルウイング車はベンツ300SL（1954年）でした。

👇そっくり〜❗️❗️😲

こちらはマツダです。

テスラのモデルXは、テスラが独自に「ファルコンウイング（ハヤブサの翼）ドア」

と名付けていますが、分類上はガルウイングです。

ハヤブサの翼。ガンレフJPより

他の跳ね上げ式ドアにもそれぞれ固有の名称があります。

A：キャノピードア

キャノピーとは英語で庇（ひさし）や天蓋（てんがい）。

天蓋付きベッドの天蓋です。

ピザの宅配などでお馴染みホンダの庇付きスクーターは商品名「ジャイロキャノピー」。

Ｃ：バタフライドア

バタフライとは英語で蝶です。

👇フェラーリ。

ランボルギーニのシザーズ（鋏✂️）ドアと間違われやすいそうです。

シザースドアはハサミのようにヒンジを支点にしてドアが垂直に上方向に持ち上がります。

ひねりは全く加わりません。

ドアの内側はあくまで運転席の方を向いたままです。

バタフライは開き切った時ドアの外側が空を、内側が地面を向くように水平方向に持ち上がります。

これが正面から見ると羽を広げた蝶のようなのでバタフライ（蝶）ドアです。

余談

カモメは体長に比べて翼長が長い鳥です。

人間でいうと身長のわりに手が長い、バレリーナのように。

ハヤブサは標準的です。

ガルウイング

ファルコンウイング

回答者様

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正解率5／8（62.5％）

ご回答下さったみなさま、本当にありがとうございました🙇‍♀️

次回もよろしくお願いいたします。