花>春>可憐にど根性のツタバウンラン(蔦葉海蘭)
この時期、道端に、石垣の隙間に、川べりの護岸に、しがみつくように咲く
ツタバウンラン(蔦葉海蘭)。
匍匐(ほふく)性。
匍匐前進の匍匐で、枝葉が垂直方向には伸びず、地面に水平方向に伸びて広がる性質のことです。
大正時代にロックガーデン(石と石の隙間に植物を植え込む野趣感漂う庭のデザイン)用の園芸花として欧州から輸入されたオオバコ科の植物。
あっという間に野生化して帰化植物に。
現在は九州以外の日本全国で野良花として逞しく増殖中。
一応国立環境研究所の侵入植物データベースにも載る植物ですが、在来植物に対して悪さはしないため、特定外来種ではありません。
iPhoneで限界までアップで撮った下の写真を知人に見せたら
「あら珍しい。新種の花❓」
というリアクションでした😆
アップにすると蘭の一種と錯覚してしまうようですね。
あ、だから和名も海蘭なのか。
繰り返しますがオオバコ科なので蘭とは全く違います。


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