HSS型HSP🌏Millieの脳内世界

いらっしゃいませ。お好きな記事へどうぞ。

       

Dear students, congratulations on your enrolment.
Hope you enjoy your school life.
When we are young, we tend to think of study as an obligation.
But studying is a great right.
Exercise your rights to learn the fullest.

おまけ➡️地震の時に慌てないためのトリビア

先ほど、稲妻と雷鳴の時間差で落雷地点と自分の距離を測る計算式をご紹介しました。


こちらです。



落雷地点までの距離(m)
=340(m/秒)×光ってから音が届くまでの時間(秒)


仮に稲妻が光ってからドゴーンという雷鳴までの間が1秒だった場合、落雷地点はあなたから340mも離れていますので慌てる必要はありません。


同じように、地震の場合の震源から自分までの距離も、上の式ほどに明快な計算式はありませんが、おおよその目安はあります。


震源から出る地震波には、縦揺れ​:P波と横揺れ:S波があります。
P波の地面を伝わる速度は秒速7㎞。対してS​波は半分の秒速3,5㎞です。



そのため
縦揺れと横揺れがほぼ同時に起きた:震源が近い
縦揺れから間を開けて横揺れが来た:震源が遠い

と判断することができます。また、

地震の規模と揺れの時間は比例します。


規模(マグニチュード)の大きい地震ほど長く揺れる
ということです。


つまり、縦揺れと横揺れが同時に起き、「近い!」と思った場合でも、揺れのピークがすぐにおさまるようであれば、規模の小さい地震です。


東日本大震災の時は、長時間にわたり揺れが持続しました。記録によると6分ということです。

なので縦揺れと横揺れに時差が大きく、「遠い」と思っても、揺れが持続するようであれば、遠い場所だけど大地震が起きたと判断できるわけです。


そんなの知って何になるのか?まず行動!と言わる方もいるかもしれません。


しかし、とりあえず震源の遠近と地震の規模を自分で推測できれば、余計なパニックを起こさずに済むと私は思います。

人間、パニックを起こすと合理的な行動ができなくなります。

それはつまり安全な避難ができなくなるということです。

迅速な行動はもちろん必要です。

しかし迅速かつ安全に行動するためには、先に冷静な判断が欠かせません。


まずは、落ち着いて数を数えてみましょう。


普段の小さな地震の時から数を数える習慣をつけておくと、大地震の時も慌てずに数えられます。