花>春>チューリップ:またまた❗️知られざる有毒植物
実は、チューリップもツリピンという心臓毒を全草(=全身)に含有する有毒植物です。
人間対してはそこまで猛毒ではないと言われます。
しかし割れたり傷の付いた球根を素手で触ると、皮膚炎(接触性アレルギー皮膚炎)通称「チューリップフィンガー」を起こす人も多いと言います。
アレルギー体質の方は要注意です。
ガーデニングの際は必ず手袋をしましょう。
また、球根をタマネギと間違えての誤食による食中毒も起きているそうです。
👇チューリップの球根。
タマネギと言われればそうも見えるかも。
画像は趣味の園芸より。
主な中毒症状は発汗、嘔吐、呼吸困難など。
心臓毒ですので、血圧降下を起こす人もいるようです。
人間の場合は、よほど大量に食べない限り重篤な中毒症状は起こしにくいそうです。
しかし犬猫に対しては強く働くようです。
動物病院に搬送される犬猫(特に犬※)が毎年必ずいるそうです。
※猫は完全肉食動物なので、植物の誤食は犬よりは少ないのでしょう。
様子見をしていたら死亡してしまったという報告もあるそうです。
くれぐれもご注意ください。
チューリップはユリ科チューリップ属。
ユリ科は属によっては有毒です。
特に猛毒なのが何度も書いているヒガンバナ属。
チューリップ属はヒガンバナ属に比べれば弱毒ですが、それでも特にペットを飼われている方は注意しましょう。
花期は3月下旬から5月上旬(寒冷地では5月いっぱい)。
関東地方のチューリップは盛りを過ぎました。
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