両生類>カエル>食用輸入➡︎逃亡➡︎日本中に定着したウシガエル
みどりの日(入場無料日)に訪問した小石川植物園。
園内の池(日本庭園の池ではなく、浅い水溜まりのような池)にいたウシガエルのオタマジャクシ。
巨大です。
お嫌いな方もいらっしゃると思うので画像は小さめにしました。
こちらはすぐ近くにいた親御さん。
ウシガエルは北米原産。
日本へは食用として北米から計画的に移入されました。
1918年にアメリカ🇺🇸のニューオーリンズから17匹が輸入されたのが最初と記録されています。
農水省が農家の副業として養殖を推奨したそうです。
しかし日本人はカエル肉に馴染めなかったようで、国内では全く定着せず。
代わりに繁殖して冷凍肉にしてアメリカに輸出するようになったそうです。
その頃、ウシガエルの繁殖用の餌としてやはり訪米から輸入されたのがアメリカザリガニ。
しかし結局対米輸出も激減。
繁殖場から逃げ出したウシガエルとアメリカザリガニは強靭な生命力であっという間に日本に定着。
今ではウシガエル・アメリカザリガニ両方とも「日本の侵略的外来種ワースト100」に選ばれています💦
ウシガエルの方はついでに「世界の侵略的外来種ワースト100」にも殿堂入り。
勝手に輸出したり輸入したりしたニンゲンが諸悪の根源ですね😓
そもそもホモサピエンスはアフリカ原産。
なので、その他の土地で一番の「侵略的外来種」はホモサピエンスかもしれません。
おフランス🇫🇷と中国🇨🇳では今でもよく食べられています。
👇はフランス料理。
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