報道>小学生の発明を大人が楽をするなと批判:こういう大人に私はなりたくない
年々重量が増加して、近年は健康被害まで出て問題視される過重ランドセル問題。
それを解決すべく、小学生が引いて運べるランドセル用キャリーを発明しました。
画像はITメディアより。
それを発売したとたん、いい大人たちが寄ってたかって難癖つけまくり。
そして賢い小学生に反論されましたというお話。
大人たちの難癖が情けないくらいアホくさい。
理論破綻しているから小学生にたやすく反論されています。
小学生の反論内容は記事を読んでいただくとして、私もオリジナルに反論したい。
例❶「ランドセルは後ろに転んだ時に頭を打たないためにある」
😲え❓本当❓じゃあ明日から日本国民全員ランドセルを背負わなきゃ。転ぶ可能性があるのは小学生だけじゃないからね。
例❷「背負って歩けば下半身が鍛えられる」
😲そういう大人は電車通勤禁止。徒歩通勤で体を鍛えろ。
頭を鍛えるためにスマホも禁止。
「私が子供の頃は子供の意見なんて聞いてもらえなかったのに、今の子供は聞いてもらえるなんて不公平だ」
「今まで我慢したことはこれからも我慢しなくてはいけない。無意味でも」
いや・・・
「お前らだけ楽すんじゃねえ❗️俺が損した気分になるじゃないか❗️」
これが本音ですよね❓
先週ご紹介した「スパイト行動」の典型です。
去年読んだ別の記事を芋づる式に思い出してしまいました。
ログを取っていないのでうろ覚えなのですが。
いわゆる「ギフテッド」のお子さんが「将来はアメリカで不老不死の研究をしたい」という夢を語っていると報道されたら、金太郎飴かっつーくらい、似たようなコメントが並んだんです。
「限りある人生だからこそ今を精一杯生きようと思うものだ。ダラダラと終わりがない人生は苦痛でしかなくなる」
「知能指数だけ高くても所詮子ども。人生のなんたるかをまるでわかっちゃいない。限りがあるからこそわかるありがたみを知らない」
・・・みたいなのがズラズラと。
日本人の平均寿命は、安土桃山時代に信長が「人生50年」と唄ってから第二次世界大戦後まで500年くらいずっと50歳前後でした。
それが戦後、あれよあれよという間に80歳。
近代医学の発展の成果です。
主な理由は乳幼児死亡率の低下と感染症対策薬の発明です。
死の病と恐れられた結核も、あっさり薬で治るようになりました。
報道されたお子さんに類する天才のたちおかげです。
そんなに「限られた命の方が尊い」「寿命を伸ばすのは無意味」というならば、病気の予防も治療も何もしなけりゃいいじゃないですか。
高熱出しても大怪我しても病院にかからず薬も飲まず、祈祷でもしてりゃいい。
そうすれば縄文時代並みの20歳前後で天に召されますよ。
短いほど輝くというなら、素晴らしいんじゃないですか人生30年。
画像は千葉市
「今の子供が不老不死の研究を始めて数十年後モノになったとしても、その頃には自分はもう老いている。
自分の不老不死には間に合わない。自分の次の世代から急に得をするのは悔しい」
👇
「俺の次の世代から急に健康寿命が伸びるのは許せない。俺が損したことになるじゃないか❗️」
が本音だねと、その時も思ったものです。
<お詫び>
乱暴な言葉遣いを文章にすると、どうしても一人称が男性になってしまいました。
もちろん馬鹿な批判をしている大人は男女ともにいます。
イソップ童話の「酸っぱい葡萄」の狐。
👇画像は玉川大学脳科学研究所より。
サウイフモノニ ワタシハナリタクナイ。
宮沢賢治。
このブログへのコメントは muragonにログインするか、
SNSアカウントを使用してください。