今日は何の日>6月17日:国際反ホモフォビアの日
フランスの同性愛者活動家ルイ=ジョルジュ・タンが2005年に提唱。
1990年に世界保健機関(WHO)が同性愛を国際疾病分類から除外した日。
「〜フォビア(恐怖症)」とは
例えば私は「アラクノフォビア:クモ恐怖症」 ※ハエトリグモを除く
かつ「バタフライフォビア:蝶恐怖症」かつ「モスフォビア:蛾恐怖症」です。
👇画像すら嫌だ・・・
〜フォビアの〜部分には通常ギリシャ語が使われます。
「アクロフォビア:高所恐怖症」
はアクロ(ギリシャ語で「高い」=英語ではhigh)恐怖症です。
広く知られている恐怖症としては以下のようなものがあります。
- クラウストロフォビア:閉所恐怖症
- アゴラフォビア :広場恐怖症
- アイクモフォビア :先端恐怖症
- トライポフォビア :集合体恐怖症
- メガロフォビア :巨像恐怖症
👇この画像で強烈な嫌悪感や恐怖感を覚えるとしたら「集合体恐怖症」の可能性あり。
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「ホモフォビア」とは
諸外国でのホモフォビアの歴史
英国
「性犯罪法」がイングランドとウェールズでは1967年まで、スコットランドでは1980年まで北アイルランドでは1982年まで同性愛を違法(犯罪)としていました。
インド
英国植民地時代の1861年に制定された刑法第377条(同性愛行為の禁止)いまだに有効で、違反者は最高10年の懲役刑です。
アメリカ
2003年にテキサス州(超保守的でホモフォビアも多かった)でソドミー法(同性愛禁止法)の無効判決が出たことで、米全州で実質的に無効化(廃止)が完了したと解釈されています。
しかしその後もヘイトクライムは続いています。
同性愛者が集まるクラブにおける銃乱射事件で50人が死亡した、2016年のフロリダ銃乱射事件。
射殺された犯人男性は生前同性愛者嫌悪発言が目立ち、ヘイトクライムの可能性があると男性の親族らが証言したと言われています。
WHO
冒頭で書いたようにWHOは1990年まで同性愛を精神疾病の一種と規定していました。
同性愛というだけで犯罪者にされた有名人
有名人でも、国家に貢献した人物であっても、同性愛者というだけで投獄された人は少なくありません。
オスカー・ワイルド(英国の文豪)
ワイルドは英文学の伝説的文豪オスカー・ワイルド。
ワイルドは1895年に同性愛者を理由に「卑猥罪」で逮捕され、レディング刑務所に2年間収監されました。
釈放後の1900年にワイルドは髄膜炎で死亡しますが、この病気は投獄期間中に患ったものとされています。
アラン・チューリング(英国の数学者)
第二次世界大戦中にドイツ軍の暗号エニグマを解読して英国勝利の一助となった偉大な数学者、アラン・チューリング。
晩年同性愛者を理由にやはり逮捕されました。
チューリングは「投獄か、化学的去勢(定期的女性ホルモン注射)か」のニ択を迫られ、やむをえず化学的去勢を選びますが、結局それを苦にして服毒自殺をしました。
👇デヴィッド・カンバーバッチがチューリングを演じた2014年の英国映画
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私は露骨なBLものは正直いって読めません。
マンガでいうと、書店の一般向け書架に並んでる「パタリロ」とか「昨日何食べた❓」はOK。
「BL」書架に並んでるのは苦手。
かといって嫌悪もしません。

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