HSS型HSP🌏Millieの脳内世界

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It is getting hotter.
Be careful not to eat too much cold food.
This year's ducklings will hatch soon.
How many ducklings will we see ?

今日は何の日>6月17日:国際反ホモフォビアの日



フランスの同性愛者活動家ルイ=ジョルジュ・タンが2005年に提唱。


1990年に世界保健機関(WHO)が同性愛を国際疾病分類から除外した日。


「〜フォビア(恐怖症)」とは


例えば私は「アラクノフォビア:クモ恐怖症」 ※ハエトリグモを除く
かつ「バタフライフォビア:蝶恐怖症」かつ「モスフォビア:蛾恐怖症」です。


👇画像すら嫌だ・・・


〜フォビアの〜部分には通常ギリシャ語が使われます。
「アクロフォビア:高所恐怖症」
はアクロ(ギリシャ語で「高い」=英語ではhigh)恐怖症です。


広く知られている恐怖症としては以下のようなものがあります。

  • クラウストロフォビア:閉所恐怖症
  • アゴラフォビア   :広場恐怖症
  • アイクモフォビア   :先端恐怖症
  • トライポフォビア  :集合体恐怖症
  • メガロフォビア   :巨像恐怖症
👇この画像で強烈な嫌悪感や恐怖感を覚えるとしたら「集合体恐怖症」の可能性あり。


「ホモフォビア」とは


同性愛(ホモセクシュアル)や同性愛者に対する嫌悪感や恐怖感のことです。

例えば、蜘蛛を見て「気持ち悪い」「嫌い」と思う程度では「アラクノフォビア」とは言いません。

蜘蛛を見ると冷や汗が出る、動悸がする、恐怖で我を忘れそうになる、といったレベルに達して初めて「アラクノフォビア」です。

「ホモフォビア」も同様で、心の中で「気持ち悪い」「理解できない」と感じること自体はホモフォビアではありません。

その嫌悪感や憎悪をこらえきれず、差別や暴言・暴力といった行為が出てしまうに至ると「ホモフォビア」と呼ばれます。

日本は、江戸時代頃までは同性愛(特に衆道=男色=男性同性愛)に非常に寛容な国でした。

👇懐かしいな❗️


戦国武将の多くが妻(当然女性)以外に稚児(男色の相手の未成年の少年)や善友(男色相手の同等な立場の成人男性)を持っていたことは有名です。

※善友は「うるわしきとも」と読むそうです。

豊臣秀吉は女性にしか興味を示さないヘテロ性愛者だったため
「風流を解さない野暮」
と陰口を叩かれたそうです。

ある時数人の大名が
「これならひょっとして野暮な秀吉でも興味を持つかも」
と、とびきり物凄い美少年を連れてきて秀吉と二人きりにしてみたそうですが、
何事もなく部屋から出てきた超絶美少年は言ったそうです。

「お前には姉か妹はおらぬのか❓と尋ねられました」

あはは🤣

明治に西洋的価値観が怒涛のように流入して一時下火になりますが、平成になってからは「BLブーム」が起きて現在に至る、といった感じです。

しかしキリスト教やイスラム教などの同性愛を悪と定義する文化圏では、同性愛というだけで犯罪になる時代が長くありました。

諸外国でのホモフォビアの歴史


英国


「性犯罪法」がイングランドとウェールズでは1967年まで、スコットランドでは1980年まで北アイルランドでは1982年まで同性愛を違法(犯罪)としていました。


インド


英国植民地時代の1861年に制定された刑法第377条(同性愛行為の禁止)いまだに有効で、違反者は最高10年の懲役刑です。


アメリカ

2003年にテキサス州(超保守的でホモフォビアも多かった)でソドミー法(同性愛禁止法)の無効判決が出たことで、米全州で実質的に無効化(廃止)が完了したと解釈されています。


しかしその後もヘイトクライムは続いています。


同性愛者が集まるクラブにおける銃乱射事件で50人が死亡した、2016年のフロリダ銃乱射事件。


射殺された犯人男性は生前同性愛者嫌悪発言が目立ち、ヘイトクライムの可能性があると男性の親族らが証言したと言われています。


WHO


冒頭で書いたようにWHOは1990年まで同性愛を精神疾病の一種と規定していました。


同性愛というだけで犯罪者にされた有名人


有名人でも、国家に貢献した人物であっても、同性愛者というだけで投獄された人は少なくありません。


オスカー・ワイルド(英国の文豪)


ワイルドは英文学の伝説的文豪オスカー・ワイルド。
ワイルドは1895年に同性愛者を理由に「卑猥罪」で逮捕され、レディング刑務所に2年間収監されました。
釈放後の1900年にワイルドは髄膜炎で死亡しますが、この病気は投獄期間中に患ったものとされています。


アラン・チューリング(英国の数学者)


第二次世界大戦中にドイツ軍の暗号エニグマを解読して英国勝利の一助となった偉大な数学者、アラン・チューリング。
晩年同性愛者を理由にやはり逮捕されました。


チューリングは「投獄か、化学的去勢(定期的女性ホルモン注射)か」のニ択を迫られ、やむをえず化学的去勢を選びますが、結局それを苦にして服毒自殺をしました。



👇デヴィッド・カンバーバッチがチューリングを演じた2014年の英国映画
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私は露骨なBLものは正直いって読めません。


マンガでいうと、書店の一般向け書架に並んでる「パタリロ」とか「昨日何食べた❓」はOK。


「BL」書架に並んでるのは苦手。


かといって嫌悪もしません。