新規読者様に読んでほしい)「パレイドリア現象」とは
途中から読者になっていただいた方から「パレイドリア現象とは何か」というご質問をいただきました。
最初は空目記事の一個一個に説明文を入れていたんですが、毎回はうざいかなと思って、途中から何も書かなくなったんですよね。
不親切でごめんなさい。
というわけで、あらためて「パレイドリア現象」を解説させていただきます。
- イタリアの形がロングブーツに見える。
- 月のクレーターの影がウサギに見える。
- アオムシの模様が目玉に見える。
- 人面魚(古い)。
- 「幽霊の正体見たり枯れ尾花」。
- 「他人の空似」。
こういった、いわゆる「そうでないものがそう見える」目の錯覚現象。
「うちの猫、『ゴハン』とか『うみゃあ』って鳴くんです!」
とかいう、耳の錯覚現象。
小難しく言うと
「ランダムデータの中に実在しない何らかのパターンを認識する視覚的・聴覚的な心理現象」
を「パレイドリア現象」と言います。
聴覚的パレイドリア現象(聞き間違い)は一般的に「空耳」と呼ばれます。
なので私は視覚的パレイドリア現象(見間違い)を「空目」と呼んでいます。
普通に誰もが経験することです。
本人が「空目・空耳」を自覚して、ネタとして付き合ってるうちは何の問題もありません。
しかし、ひとたび本人がそれを気に病んだり、事実と思い込んでしまうと、
「幻覚・幻聴」を疑われてしまい、メンタルの病気、もしくはレビー小小体型認知症と診断されてしまいます。
HSPは、そのセンシティブさゆえに、このパレイドリア現象を強く感じる人が多いそうです。
私の場合は子供の頃から、壁のシミ、板の木目、あらゆるものに常に何かの形を見ていました。
有名なロールシャッハテストもパレイドリア現象を応用したものです。
上の絵は、私には「小さな帽子をかぶってピエロの鼻(赤いやつ)を付けた双子の女の子が手をつないで、つないでない方の手でサムズアップをしながら陽気に踊ってる周りに、鳩や雀が飛んでいる」ように見えます。
手軽な心理テストでもよく使われます。
例)何に見えますか❓
A:線路
B:植物
C:刺繍
D:野球ボール
私はD:野球ボールに見えます。
※月の画像はウェザーニュース、猫の画像はITメディア、心理テスト画像は占いTVニュースよりお借りしました。
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