再)自己紹介>中学生の時からの秀吉好き
誤字と不具合があったので上げ直します。
初回公開:本日19:00
好きな戦国武将は豊臣秀吉のエンドウミリエ(仮名)です。
中学生の頃からずっと好きです。
理由はこの記事の一番最後に書きます。
戦国武将の人気アンケートが行われると、毎回毎回必ず一位は織田信長ですよね。
本当に日本人は信長好き。
2位はほぼほぼ伊達政宗。
それに真田幸村、上杉謙信などが続いて、豊臣秀吉の人気はいつも徳川家康よりさらに下というのがお約束。
👇来年は映画で木村拓哉さんが、TV(NHK大河)では岡田准一さんが、それぞれ信長を演じるらしいですね。
さて私はもともと祖父母と同居していた影響で、子ども時代に時代劇は同年代の数倍は観ています。
加えて大人になってからもDVDやオンデマンドで結構観ています。
特に戦国時代物は江戸時代物より好きなので、あの俳優さんが演じた秀吉、この俳優さんが演じた秀吉、たくさん観ました。
西田敏行さんも若い頃やってます。
香川照之さんもやってます。
最近では大泉洋さんも。
ほとんど「ねずみ男」って感じですけど😓
驚いた人選では、むかーし、草彅剛さんなんてのもありました。
その中で私が何故か一番好きなのが、織田政雄さん(1908〜1978)が映画「梟の城」(1963・モノクロ)で演じた秀吉です。
👇主役の忍者は大友柳太朗さん(1912〜1985)です。
「梟の城」というと中井貴一さんの出た1999年版しか知らないという人がほとんどでしょう。
若い人はそれも知らないかな❓
でもあれは実はリメイク版ですから。
織田政雄さんは、容貌が地味だったので主役には抜擢されず脇役ばかり演じた人らしいです。
ネットを検索しても「梟の城」で秀吉を演じた時の画像が出てきません。
若い頃のお顔はこんな感じ。
織田さんの秀吉のどこが良いの❓と訊かれてもうまく説明できません。
しかし最近の秀吉役の俳優さんたちのように、ことさらコメディ的に演じようという感じが皆無で、とても静謐な秀吉だったのが印象に残っています。
秀吉はよく「農民出身で学がなかったが、知恵が回り口がうまかったので成り上がった」ように言われます。
しかし、その割には達者な直筆の書簡をたくさん残しています。
当時は武家の家に生まれた生粋のお殿様でも、手紙は右筆に書かせるのが普通でした。
右筆(ゆうひつ)とは偉い人に仕える書記のことです。
文章の代筆が仕事でした。
そのため、武将たちが残している書簡は、たとえ自分の妻子に宛てた物であっても
「カクカクにて候(そうら)えば、シカジカにて候(そうろう)」
という、他人行儀なることこの上なし❗️な定型文になっていることが多いです。
しかし秀吉は、妻の寧々さんなどに宛てた話し言葉を使った軽快な文章の手紙をたくさん残しており、後世の研究者たちもほぼ本人による直筆と見ています。
それを見る限り文章の構成は達者、字も達者。
自分を落として相手(寧々さん)を持ち上げてみたり、とても無学な人が書いたものとは思えません。
そしてあまりにも有名なこの辞世の句。
露と落ち 露と消えにし 我が身かな
浪速のことも 夢のまた夢
露がぽとりと落ちてはすぐ消えるような、はかない一生だった。
何もかも、夢の中で夢を見ているような、はかない一生だった。
中学生の時にこの句を知って、雷に打たれたような感覚を覚えました。
以来、秀吉好きを公言しております。
👇マンガでの秀吉は圧倒的に「猿」的な風貌で描かれることが多いですが、2020年に出た集英社の学習マンガの秀吉は珍しく可愛い。
- 学習まんが 日本の伝記SENGOKU 豊臣秀吉 (集英社児童書)
- 集英社
- Digital Ebook Purchas
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