やっと私と同じ意見を公の場で言ってくれる人が現れた
「国葬と私的な葬式の区別がつかない人が、どうしてこんなに多いのか。
私的な葬式はもう済んでいる。誰もそれは批判していない」
とし、妻の昭恵さんが喪主を務めた安倍氏の葬儀は7月12日に執り行われていることを指摘。
「国葬は法的根拠もないまま、政府が勝手に一人の政治家を権威化しようとしている。
何故それに無批判に従うことが、最低限の『マナー』みたいな話になっているのか?」
と続け、国葬と一般的な冠婚葬祭を同一視して議論することへ異議を唱えた。
(上の記事よりコピペ)
これは、僭越ながら私が早い段階からこのムラゴンブログの場を借りて言ってきたことです。
再度言います。
安倍晋三氏は既に成仏されています
安倍家の宗派である浄土宗にのっとった、安倍晋三氏の葬儀は7月12日に執り行われました。
とっくに済んでいます。
そして浄土宗では故人の魂は四十九日が過ぎれば極楽浄土に成仏します。
安倍氏のもう済んでいる本葬は「密葬だ」と主張し、国葬こそが本葬であるかのように言ってる人もいますが、それも違います。
密葬とは、ご家族やごく近しい人だけを集めて内々に執り行う葬儀のことをいいます。
本葬が大規模で派手になってしまうほどの人物の場合、親族によるしめやかなお別れが難しいので、本葬の前に一度それをやりたいというニーズにこたるたものなので、その後すぐに行われる本葬やお別れ会と必ずセットです。
芝増上寺で行われた安倍晋三氏の葬儀は、自衛隊の儀仗隊まで駆り出されるほど大規模なものでした。
一般国民も献花のために長い行列を作りました。
これほどの規模を「密葬」とは言いません。
葬儀とは別に国葬を行う理由は何でしょう。
ひろゆき氏などが言うように「静かに送るため」となると、一大事です。
安倍晋三氏の魂が、本葬だけでは満足(成仏)できず「怨霊化している」と言うにも等しい行為です。
四十九日を過ぎてもまだ「魂が送られていない」とするのは、浄土宗にあっては、どう言い訳しようがそういう意味になります。
ひろゆき氏が知らないで本気で言ってるのなら、知らないのに声だけ大きい人は困ったものだと思います。
冠婚葬祭の知識の乏しい若者ほど国葬賛成派が多いのは、この辺りに騙されやすいからかとすら推測してしまいます。
国葬の3つの狙い
では国葬の意味は何かというと、平野氏のおっしゃる通り
①故人の権威化
ほぼこれに尽きます。
ついでにそれを主催する岸田氏やその後ろの麻生氏他有象無象の権威化。
これも狙っていたはずです。
あとはおまけ程度に
②本葬に献花に来れなかった国民(と海外からの客)のために、弔意を示す公的な機会を改めて「与えてあげる」、時の政府の慈悲
当初岸田首相は、国葬の日を休日にしたり、役所や企業に反旗を義務付けたり、国民に黙祷うさせる計画だったでしょう。
反対意見が多いので全て「強制はしない」に後から変わりましたね。
「国民よ、国のお慈悲で君らにも、改めて弔意を示す機会を与えようではないか。税金で」
しかし半数以上の国民は「いやけっこうです」と言ってるわけです。
③弔問外交
それこそひろゆき氏や三浦 瑠麗氏が早くから言っていた「弔問外交は大事」というやつ。
しかしこれも、強硬派が主張していた
「マクロンもメルケルもオバマも来るのに、もう中止などできるわけがない」
のマクロン氏もメルケル氏もオバマ氏も、参列しないことになりました。
平野啓一郎氏は作家です。
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