今日は何の日>10月23日:ユキヒョウの日
去年はこんな記事を公開しました。
今年は別の記念日をご紹介します。
ユキヒョウの日です。
ユキヒョウはユーラシア大陸中央部高山地帯の標高600~6,000m辺りに生息するネコ科大型獣です。
生息地域
2006年に発表されたDNA解析では、ヒョウよりもむしろトラに近いという解析結果が出ています。
並べて見ると確かに似ている。
画像は旭山動物園の2016年カレンダー。
旭山動物園ではこの年偶然ユキヒョウとトラがほぼ同時期に出産したためです。
ワシントン条約(絶滅のおそれのある野生動植物の種の国際取引に関する条約)制定時(1975年)からの掲載動物(レッドリスト)。
にもかかわらず、日本で愛玩目的での飼育が禁止されたのが何と2019年6月。
(施行は2020年6月)
絶滅危惧種なのに、それ以前は届出をすれば愛玩目的で、つまりペットとして飼えたわけですか?
すごい国だな、日本。
日本がワシントン条約を締結したのは1980年です。
東京の動物園でユキヒョウが見れるのは多摩動物園です。
雪山に生息する故、毛がもっふもふ。
更に雪で滑りにくくするため手のひらが大きいため骨太なうえにぽっちゃり動物に見えますが、実際は体長1m前後、体重40㎏前後と見た目より格段にスリムな猫です。
大半は毛!着ぶくれ!
トラは小柄なメスでも体長140㎝体重90㎏、大柄なオスにでは最大280cm・300kgにもなります。
比べるとユキヒョウの細さが際立ちます。
多摩動物園のユキヒョウ・フクちゃんは特にそのパタリロ的福々しさで人気です。
キリリとした母親のミミさんと比べると、そのずっこけパタリロっぷりが際立ちます。
左:ミミさん (母/オーストリア・ザルツブルク動物園生まれ/13歳)
右:フクちゃん(息子/多摩動物園生まれ/5歳)
・・・なんちゅう走り方しとんねん。
フクちゃんは飼育員さんに名前を呼ばれるとちゃんとこっちに来るそうです。
幼少期のフクちゃん3頭身。
頭身までパタリロ!


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