野鳥観察🦆行徳野鳥の楽園①緑の国<前編>
東京メトロ東西線の南行徳駅(千葉県市川市)の東2㎞弱の所に行徳近郊緑地(総面積83ha)があります。
行徳鳥獣保護区(56ha)と宮内庁新浜鴨場(27ha)に分かれていて、当然ですが宮内庁新浜鴨場は一立入禁止禁止。
その代わり行徳鳥獣保護区は無料で野鳥観察ができる良い場所です。
南行徳駅からだと1.8㎞徒歩23分です。
10月中旬頃から東京にも続々と鴨が渡って来はじめました。
遥かシベリア辺りからの避寒です。
鳥好きには嬉しい野鳥観察シーズン到来。
ということで、行徳鳥獣保護区に行って来ました。
エンドウ夫婦(仮名)は二度目の訪問なので、今回はひと駅隣の浦安市は浦安駅からアプローチしました。
最短ルートを検索すると住宅街を突っ切る行き方が出ますが、地図を見ると小川もしくは水路があり脇に遊歩道もあるようです。
なので遊歩道を行くことにします。
浦安駅東口を出るとすぐに小さな流れが始まっています。
地図を拡大しても名前が出てこない、名もなき水路です。
それでもコガモ、カルガモ、コサギ、カメ(クサガメとアカミミガメ)などがいます。
水路沿いを南東に進むと、大福㈱という会社の手前で水路はほぼ直角に左に曲がります。
ここまでで浦安駅から1.7㎞17分です。
急に川幅が広くなりました。
それでも地図上には川(または水路)の名前はありません。
写真には写りませんでしたが、カモメが飛んでいました。
もう東京湾が近い証拠です。
道なりに進むと南行徳駅前通りにかかる塩浜橋に出ます。
信号を渡ると急ににぎやかな小鳥の鳴き声が聞こえ始めます。
鳥獣保護区入口(門などはありません)の手作り感あふれる案内標識。
イラストの鳥はカワウです。
少し行くとやはり手作り感あふれたこんな標識が。
先ほどのカワウのイラストの案内標識では華麗にスルーされていた「緑の国」。
写真では露出の関係で明るく映ってますが、うっそうと茂った樹の影で薄暗いため目立ちません。
道と並行にしか標識がない(直角の看板は出ていない)ため、お喋りしながら通る人などは見落としそうです。
実際、道行く人を見ていても入って行く人は少ない。
しかし、貴重な土日祝のみの無料開放です。
ぜひ入りましょう。
大福㈱からここまでは1.3㎞徒歩16分。
つまり浦安駅からだとちょうど3㎞33分の道のりです。
ゲートを入った所もうっそうとしていてウェルカム間皆無。
ここで臆してUターンすると損します。
前進あるのみです。
何ともそっけない入口。
本当に入っていいのか、どこに迷い込んでしまうのか困惑しそうですが、進みましょう。
無料です。
氏名などを記入する必要もありません。
素っ気ない案内表示に沿って林の中に入ると、行徳湿地が見えます。
ゴマ粒のように鴨の群れ。
ぜひ双眼鏡を持って行きましょう。
②に続きます。
このブログへのコメントは muragonにログインするか、
SNSアカウントを使用してください。