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土日は外出自粛。
日が暮れかけた頃の散歩だけでがまんしました。
住宅街の中の細い路地を歩いていると、突然不釣り合いな門構えに遭遇。
写真で見た感じより、実物は大きいです。
門の中には仁王像。これもかなりの大きさ。
仁王像も狛犬と同じで向かって右側が阿(あ)形。
※阿(あ):口を開いた(息を吐く)時の音。
向かって左が吽(うん)形。
※吽(うん):口を閉じる(息を吸う)時の音。
門を入って振り向くと、内側にも別の像がある二重構造。
向かって右側は阿(あ)形。持国天像。
持国天(ドゥリタラーシュトラ):東方世界の守護神。
踏んづけられているのは天邪鬼(あまのじゃく)です。
向かって左側は吽(うん)形。毘沙門天像。
毘沙門天(ヴァイシュラヴァナ):
インド神話では財宝神だが、仏教では戦闘神、武神として扱われる。
<足元に注目>
毘沙門天像も、普通は天邪鬼に乗ってる像が多いです。
しかしこちらは地天(じてん)女神の両手のひらの上に乗っています。
この形式は珍しい。奈良の東大寺の毘沙門天像と同じです。
地天(プリティヴィー):インド神話の地母神。地蔵菩薩の起源という説もある。
こんな感じですよ。しかも女神の方が支え役!
お寺の名前です。吹き流しが涼し気。
本当に「こんな場所にこんな立派なお寺があるとは」という場所(住宅街のドドド真ん中)でした。










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