マンガ書評>番外編:私の好きなマンガキャラ<男性編>
再公開です。
初公開:2023/01/12 10:30
🌼厩戸皇子(日出処の天子)
©️山岸凉子/白泉社
超能力者として生まれたばかりに母親に疎まれ、愛されずに成長した類稀なる美少年。
高過ぎる知能と孤独と人知れぬ心の闇を持て余す彼は、やがて朝廷の権謀術数に才能を開花させる。
テレポート能力やサイコキネシス能力を使い、邪魔な政敵を葬り、権力の座を登っていく。
そうでもしないと「生きている気がしないから」・・・。
厩戸の母・間人媛(はしひとひめ)は逆に私の嫌いな女性キャラクターの1位。
幼い我が子(長男・厩戸)を疎んじることで、彼の心に闇を生じさせる。
そのことを露ほども自覚せず、自分こそ被害者と信じ切り、憂い嘆いてみせる善人の顔をした隠れ毒親。
こちらはまた別記事「私の嫌いなマンガキャラ<女性編>」ででも書こうかと思います。
🌼二階堂昭夫(動物のお医者さん)
©佐々木倫子/白泉社
悲鳴を上げるほどネズミが苦手なくせに、親友のハムテル(主人公・西根公輝)が獣医学部(実験動物はマウス)を受験すると言うと自分も受けてしまうお調子者。
北大獣医学部(全国の獣医学科でも偏差値トップクラス)に現役合格する頭はあるし、性格も明るくて正義感も強く良い奴なんだけど、常に冷静沈着なハムテルに比べると何かと落ち着きがなくて要領が悪い。
しかし、私は何が起きても石像のごとく動じない(面白味の乏しい)ハムテルより、いちいち反応して和ませてくれる二階堂の方に好感を持つのでした。
私もすっかり既婚中年になりましたが、今でもハムテルタイプより二階堂タイプの方が好きです。
4人きょうだいの長男ですが、二階堂が大学生の時に弟妹3人(妹・奈緒/弟・拓哉と稔)は全員小学校低学年です。
何があった、二階堂家。
🌼中川圭一(こちら葛飾区亀有公園前派出署)
©秋元治/集英社
こち亀の中川巡査です。
世界一の大富豪(作中で米大統領にそう言われてる)中川コンツェルンの御曹司で、中川エクスクルーシヴ社長兼おまわりさん。
いや、公務員は副業禁止だよねって。
そこまで完璧なプロフを持っておきながら、両津にいつも振り回されてひどい目に遭う。
そして時々キレる。
日本の国家予算は約110兆円です。
日本の国家予算10年分が1ヶ月の小遣いかーい。
3日間ぐらい結婚したら、離婚の慰謝料100億円くらいもらえそうです。
結婚して!
男性キャラクター部門でも、自分の好みの方向性が見えました。



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