HSS型HSP🌏Millieの脳内世界

いらっしゃいませ。お好きな記事へどうぞ。

   

It is getting hotter.
Be careful not to eat too much cold food.
This year's ducklings will hatch soon.
How many ducklings will we see ?

クイズ>解答:世界で三番目にネイティブスピーカーが多い言語はこれ<前編>


<問題>

母語話者人口世界第3位は何語でしょう?

※1位は中国語普通話(マンダリン)、2位は英語です。

<選択肢>

❶ヒンディー語

❷アラビア語

❸スワヒリ語

❹フランス語

❺スペイン語

❻上海語

<答え>❺スペイン語



❶のヒンディー語は僅差の4位でした。


というのも、インドの公用語であるヒンディー語ですが、母語とする人は14億の人口のうちの1/3ほどにとどまるためです。


インドには約600の言語があると言われ、残り2/3の人は600の中のどれかの言語が母語なのです。


しかし長く人口世界一を誇った中国の人口が減少に転じ、今年2023年中に人口世界一の国はインドになるだろうと予想されています。


ということは、ヒンディー語が母語和者数世界一になる日も案外近いかもしれません。



❸のスワヒリ語に関して「スワヒリという国名を初めて聞いた」といった趣旨のコメントをいただきましたが、大丈夫です。
国名ではありません。


東アフリカの海岸地域(国で言うとケニア、タンザニア、ウガンダ、ルワンダ、モザンビークなど)で広く話されている言葉です。


もともとこの地域で話されていたバントゥー語群にアラビア語の影響が加わって形成された言語です。


アフリカは民族ごとに原語がありその数は2,000とも3,000ともそれ以上とも言われます。
加えて欧州の植民地だった時代が長いため旧英国領だった国では英語が、旧フランス領の国ではフランス語がいまだに公用語です。


例えば少し懐かしの外人タレント、サンコンさん(オスマン・サンコン氏)のプロフはフランス語が堪能、でしたがそれは彼の国ギニア共和国が旧フランス領だからです。


今でも学校の授業は小学校からすべてフランス語で行われています。


このため、フランス語は母語和者数では約8,000万人(フランス本国の人口6,700万人+海外領土※の人口2,700万人の合計とほぼ同じ)に過ぎませんが、母語和者数ではなく「ある程度話せる人」となると3億人を超えます。


※ニューカレドニアや仏領ギアナ、仏領ポリネシアなど13地域。


日本語は母語和者数1憶2千万人(=日本の人口)なので母語和者数で言えばフランス語の1.5倍ですが「ある程度話せる人」の数も同数という、ある意味「つぶしのきかない」言語です。


・・・とまたまた語りが長くなっちゃったため、解答者様発表は後編に続きます。