クイズ>出題:アリクイにはない体のあるものとは何?
回答の集まりが非常に良くないため、再度先頭に上げ直します。
皆さま是非是非どうかよろしくお願いいたします。
アリクイには日本の動物園でもおなじみのオオアリクイやコアリクイと、残念ながら日本の動物園では飼育されていない有袋類のヒメアリクイの三種がいます。
オオアリクイやコアリクイは中米から南米にかけて、ヒメアリクイはオーストラリアに棲息しています。
和名「アリクイ」は英語の「アントイーター(アリを食べる者)」の直訳です。
下の画像は三点ともWikipediaより。
☟オオアリクイ
☟コアリクイ
☟ヒメアリクイ
さて、にほんでもおなじみのオオアリクイとコアリクイの身体には、他の普通の哺乳類の身体には一般的にある「あるもの」がありません。
<問題>
アリクイの身体にないものは何でしょう?
<選択肢>
❶口の中の痛点(痛みを感じる部分)
蟻に嚙まれると痛いから。食事時に痛みを感じないようにするため。
❷歯
蟻は小さくて噛む必要がないから。退化している。
❸鼻の穴
食事の時に蟻が入り込むと呼吸困難になって危険だから。口で呼吸する。
❹舌
食事の時に噛まれると痛いから。サイクロン掃除機のように吸い込む。
オーストラリアにしかいないフクロアリクイは収斂進化※の好例としてよく取りあげられる生き物ですが、今回の出題の答えはフクロアリクイには当てはまりません。
なので今回のクイズはフクロアリクイを含めず答えてください。
※収斂進化(しゅうれんしんか)
本来全く違う系統の生物であっても、生息する環境(生態的地位)が同じであれば似たような形態に進化すること。
動物ではオーストラリアだけに棲息する哺乳類(有袋類:胎盤を持たず、子どもを育児嚢と呼ばれる袋の中で育てる)と、オーストラリア以外に棲息する哺乳類(有胎盤類:子供を胎盤の中で育てる。別名・真獣類)には、対応関係が生まれている。
<収斂進化の対応関係の例>
(豪州):(豪州以外)
ネコ :フクロネコ
オオカミ:フクロオオカミ
キツネ :フクロギツネ
モモンガ:フクロモモンガ
モグラ :フクロモグラ
アリクイ:フクロアリクイ
今回は選択肢が4つなのでいつもより当たりやすいですよ!
是非ご参加ください。
お待ちしております。
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