HSS型HSP🌏Millieの脳内世界

いらっしゃいませ。お好きな記事へどうぞ。

       

Dear students, congratulations on your enrolment.
Hope you enjoy your school life.
When we are young, we tend to think of study as an obligation.
But studying is a great right.
Exercise your rights to learn the fullest.

アニメ>ロボットアニメ>トライダーG7が大・大・大好きです!②

①はこちらです。


2回目は、トライダーG7の非常にユニークな設定と、物語に触れます。


ここで長文書いたら普通の方(まっとうな非ヲタ層の方)には読んでいただけませんので、できるだけサックリ行きたいと思います。


メカニックデザインは、日本のスーパーロボットを一番多くデザインした巨匠・大河原邦夫氏。(タイムボカンシリーズも彼です)



東京の下町で、零細企業(主に運送業だけど、頼まれれば悪事以外はやる)
「竹尾ゼネラルカンパニー」を営む社長さんがいました。

  


社員はたったの4人です。


左から専務・メカニック・営業・経理兼庶務(紅一点)

経営は苦しかったのですが、ある日それと知らず助けた宇宙人科学者から、お礼として巨大ロボット・トライダーG7をもらいます。


社長は喜んでそれを会社の重機に使用。
あらまあ、なんて贅沢。


時はまさに宇宙開発時代。
月や火星から地球へ資源を運んだり、植民地(コロニー)を建設し始めている設定です。


社長さんは、惑星間運輸手段が不足している日本政府から、委託の受注も取り付けます。
会社の未来は明るい!


・・・と思われた矢先に、社長が事故死。


残された家族は妻、長男小6(12歳)・長女小1(6歳)、次男保育園(3歳)。

ところがこの長男、いつも父親と一緒にコクピットに乗り込んでいたため、
「門前の小僧習わぬ経を詠む」方式で、トライダーの操縦を覚えていました。


<驚きの制御システム>
よく見ると by Microsoftの文字が。
制御系はマイクロソフト!?☚衝撃!
ちなみにマイクロソフト創業は1975年、PC用OS「Windows」発売は1985年。
このアニメの放送は1980年


というわけで、
12歳にして父親の跡を継いで、小学生社長爆誕


その矢先、月や火星の資源掘削プラントや資源運輸艇が謎の異星?ロボットに襲撃される事件が勃発。


日本の防衛省の宇宙軍では歯が立ちません。


というわけで、資源運輸や運輸船の護衛、果ては異星ロボット撃退業務まで、防衛省から受注することになりました。(写真は防衛省長官)

小学校の授業中だろうと防衛省からの要請が出れば出動します。


<40年後の今見ても、斬新すぎる発進ギミック>
児童公園の地下に格納され、普段は誰でも自由に頭部が触れます☚衝撃!
発進時は「白線の外側までお下がりください」のアナウンスで子どもたちが退避するのを待ってから安全確認よし、発進!の流れです☚衝撃!!

  

新しいCGイラストでは立入禁止の鎖が書き足されているのもありますが、わかってないな。そんなのないのが、トラGワールドですよ?
こうこなくちゃ👇


本作「トライダーG7」の斬新さは、ここで敵が決して正体を明かさないこと。
(写真は敵の偉いさん)

ロボットアニメでは、けっこう戦国時代の合戦か何かのように、


「やあやあ、われこそは〇〇星人なり」
「〇〇の目的で地球を征服に来たぞ、いざ勝負」
「そうはさせない、俺は主人公の〇〇だ!」


的な自己紹介?をしたりしますよね。


侵略目的から主人公の個人情報まで何から何までペラペラと。


そこまでいかなくても、数話も経つ頃には、あんたら旧知の仲か?というくらい、互いの内情に精通してたり。


  • そもそも、なぜ宇宙人が日本語ペラペラなのか
  • 簡単に通信してくるけど、周波数問題とかないの?
  • 機密保持って観念はありませんか?


という話です。

          


本作の敵は、視聴者にだけは「ロボット帝国・ガバール」とだけ明かされます。
地球人は主人公を始め誰一人知りません。
宇宙のどこの辺にあるかは設定でも「謎」とだけ。


地球を狙う意味も、つまびらかにはされません。



単にロボット帝国が推し進めている全方位的他星侵略の中の、あまたの標的の偶然的ひとつと暗喩されるだけです。


これ・・・究極のリアリズムではありませんか?


ゲーム「スーパーロボット大戦」ではこんなセリフが付与されていたりしますが、
本編ではこんな根性論は言いません。




では、もう一回だけ続きます。