イースター(復活祭)の起源:イースト菌のお祭り…ではありません
昨夜、夫が怒った。
夫 「イースターって何なのさ?」
私 「イースト菌のお祭り」
夫 「・・・・・・嘘だ!」
私 「正解!」
夫 「何でそうサラッと嘘言うの!?(怒)」
あっ、しまった。
ドロッと嘘言わなきゃいけなかったんだ!(違う)
さて「イースター」は日本語では「復活祭」というため、こんなまことしやかなフェイク情報もあります。
㊟フェイクです!㊟
イースト(東)のは英語で『復活』の意味がある。
なぜなら東は日が昇る方角だからだ。
古代エジプト人はナイル川の東岸(右岸)は生者の世界、西岸(左岸)は死者の世界と考えていた。
また死者は必ず甦ると信じ、甦った魂が戻るためには魂の抜けた体を保存しておく必要があると考え、せっせとミイラを作った。
ここから「イースト(東)」には「復活」という意味が発生し、キリストの復活祭も「イースター(復活するもの)」と呼ばれるようになった。
私の「イースト菌」に比べて実に信憑性があってたちが悪い。
いかにも真実のような気がしてくる話ですが、フェイクですよ。
☟こちらが本当です☟
イースターは古代ゲルマン神話のエオストレ(Ēostre/春の女神)に由来します。
エオストレは春の訪れを司り、多産の象徴・野うさぎを従えています。
野うさぎたちは毎年春になると春色に染めた卵をエオストレに献上します。
卵は多産と復活と命の象徴であり、エオストレはその卵を春風に乗せて人に分け与えました。
このエオストレ伝説とキリストの復活が融合されて、キリストの復活祭をĒostre➡Easter(イースター)と呼ぶようになりました。
ちなみにイースト菌(酵母菌)は英語では yeast。
イースターは easter です。
イースターエッグの画像はチェコ共和国オフィシャルブログより。
今年のイースターは「春分の後の、最初の満月の次の日曜日」と決められています。
今年は4月9日(日)です。
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