ニュース>海外事情系>香港映画:過去作まで再検閲
香港映画は好きで一時よく見てました。
過去作まで全部検閲して「必要なものは」公開・販売禁止にするそうです。
中国共産党を批判した箇所が一ヶ所でもあれば禁止にするのではないでしょうか。
香港の人口は、1945年に約60万人だったのが1950年には200万人に激増しています。
大陸からの不法越境者を難民として受け入れたからです。
その後も、毛沢東が主導した大躍進政策の失敗で大陸で大飢饉(数千万人の餓死者を出したと言われます)が起きると流入が増え、文化大革命が起きると流入が増え、1980年までは毎年10万人の勢いで人口が増加したそうです。
つまり今香港にいる中高年者の多くは、中共から逃げてきた共産主義嫌い。
それがテーマではなくとも、ストーリー上そういう描写が多少とも出て来る古い香港映画は、けっこうあると思いますよ。
私は、以前この記事時でも書きましたように、2018年のクリスマスに香港・マカオに行きました。
翌2019年に香港民主化デモが起きています。
香港には何度か行ってますが、行くたびに簡体字の看板が増え、マナーの悪い大陸観光客※が増え、どんどん香港の独自性が薄れていくのを感じました。
※実際目に付くんですからしょうがないです。
2018年に見た香港・マカオも、昔を知ってる者の目には半分大陸化したように見えました。
しかしその後の報道を見るたびに、あれでも現状よりマシだったのだなあと感じます。
私は最後の「香港の名残」を見たんですね。
ジャッキー・チェンがここ数年、滑稽なくらい中共に媚びる発言を繰り返していたのも、自分の出演作を禁止されないためですか?
ちなみに私が好きな香港俳優は、いまや「香港映画の最後の良心」などと言われている、
サモ・ハン・キンポーです。
サモ・ハン・キンポー/洪金寶アクション集 Sammo hung Action Collection
「七小福」はとっっっっっっっっっっっても良い映画です!
『七福星』日本版劇場予告編
彼は年取ってからもイイ!
最新作「おじいちゃんはデブゴン」はこちらの記事でご紹介しています。
ぜひご覧ください。
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香港映画界のカリスマたちによるサモ・ハン リスペクトがスゴい!『おじいちゃんはデブゴン』メイキング
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