HSS型HSP🌏Millieの脳内世界

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XYY症候群(ヤコブ症候群)とは&IQとは(おまけ)


X染色体が過剰になるXXY症候群(クラインフェルター症候群)についてはこちらで書きました。




一方でX染色体が過剰になるXYY症候群(ヤコブ症候群)というものもあります。


ヤコブ症候群


発生率は胎児1,000人に1人と言われますが、おおざっぱな数字です。


というのも、XXY症候群と比べ問題が表面に現れず社会生活に支障が出にくいため、本人も周りも全く気付かないまま一生を終える人も多いと言われるためです。


XXYの場合は、XY(男性)であるため男児の見た目で生まれます。


しかし第二次性徴が始まるとXX(女性)の部分が干渉し、声変りが起きなかったり精巣がうまく成熟せず精子が作られなかったり、乳房が膨らんできたりすることがあります。


女性ホルモンの影響です。


同じく女性ホルモンの影響で、XYの男性より骨粗しょう症の発症割合も高くなるそうです。


個人差が大きいため普通に子孫を残せる人もいますが、残せない人の方が残念ながら多数です。


しかしXYY症候群の場合は、ヒトの性別を男性に決定づけるY染色体の過剰のため、第二次性徴に女性ホルモンが干渉することは起きません。


昔は「男性ホルモン(テストステロン)過剰を起こすため、暴力的になりやすい」と言われたそうですが、現在では誤りだったことが判明しています。


XYの男性とXYYの男性のテストステロン分泌量には全く相違が認められないそうです。


そのため「問題が出ないのに症候群と名付けて病気扱いすること自体が間違いだ」と言う研究者や医療従事者がいるほどだそうです。


問題があるとすれば、IQが家族と比べてやや(10~15ポイント)低くなりやすい傾向があるということ。
それに伴い学習障害や発話の遅延が現れる確率が高くなることだと言われます。



IQ(Intelligence Quotient/知能指数)とは


IQというのはひとことで言うと情報処理能力の高さです。


<例題>
ゲーマーオンラインより。



☝こういうのが速く解ければ解けるほど、IQは高い数値が出ます。


私はIQテストを、本人が自覚している限り2回受けています。


一度は小学生の頃、もう一度は2年前(このブログを始める直前)。


どちらも、結果は「高い」でした。


しかも2年前は自腹で受けたので、結果通知も書面だけではなく口頭説明(医師対面)もあり、医師と検査技師からステレオで「惜しい!『非常に高い』まであと一歩だった」と言われました。


例えば上の問題。
上段と下段の配列には、それぞれに明らかな法則があります。


その法則に気づくまでの速さでIQが決まる。


私は幼児の頃からこの類の法則を見つけるのがやたら得意で、あまり考えずに直感でわかるんですね。


では、だから生きやすいかというとそうでもありません。
問題は起こしてませんけど。


社会的に成功しているかというとそうでもありません。
失敗もしてませんけど。


お金持ちでもありません。
貧乏でもないですけど。


平々凡々ゾーンに収まっています。


そして上のような問題を秒で解くと、称賛してくださる人もいますが、ややもすると反感を買って


「IQの高さと成果を出せる能力は全く別物」(意訳:威張らないで)


「IQなんて全く無意味。EQ(感情指数=感情コントロールの上手さ加減)の高さこそが正義」
(このIQ下げEQ上げのフレーズ、ちょっと前に流行しました)


等々と、格好のマウンティングターゲットにされがち。


私「そんなことを他人に平気で言うあなたは、IQもEQも両方低いですね!」


くらいの言い返しも秒で口から出くるわたくし。
しかし言い返しが早すぎる(&直接的すぎる)と、なぜか世間受けが悪い傾向にあります。


傍観者(オーディエンス)から「はっきりものを言いすぎ」と言われがちという理不尽さ。


ああ、話が大いにそれてしまいました。


実を言うと私はIQテストは受けたことがあっても染色体検査(DNA検査)は受けたことがありません。


もし受けたら、私も〇〇症候群に当てはまる可能性が無きにしも非ず、かもしれません。