申請会場で撮影した写真まで取り違えるマイナカード:なんでや?花王の爪の垢でも煎じて飲め
市によりますと、委託業者が撮影した男性の写真を会場で印刷する際に、直前に申請を受け付けた70代の別の男性の写真を印刷し、申請書類に誤って貼りつけたことが原因だということです。
(上の記事より抜粋)
マイナカードはミスが発覚するたびに「業者が悪い」「組合が悪い」「とにかく民間が悪い」と言い張る。
今回もそう。
しかし、取り違えが発生するような体制にしているのはそもそも誰なのか。
パスポート写真は自分で用意したものを持参して申し込みます。
しかしそれでも「できあがったパスポートが他人の写真だった」という話は寡聞にして存じません。
ましてやその場で撮影したものをどうして取り違えるのか。
運転免許証のように、撮った写真をその場で台紙に印刷して、じかに手渡しすれば間違いは起きない。
それを後日郵送というやり方に決めたのは誰なのか。
国でしょ?
なのに自分たちが決めたやり方が穴だらけというのは認めず「委託業者がミスをした」の一点張り。
おかしいですね。
シャンプーとリンス取り違え問題を解決した花王
<問題>
お風呂場ではシャンプーとリンスを間違いやすいものです。
メーカーはどのように対応したでしょうか?
「取り違える人が悪い」とか「もっと注意してよく見て使ってほしいとお願いした」でしょうか?
いいえ。
<答え>
シャンプー容器の側面に凹凸を付けることで、触っただけでリンス(凹凸がない)と容易に区別できるようにした。
シャンプーボトルの凸凹を発明したのは、花王(1991年)です。
花王は消費者第一の考えから、一度は申請した実用新案(特許)を取り下げ、業界統一基準を目指して他メーカーにも導入を働きかけ、実現させました。
ユニバーサルデザインの魁(さきがけ)でした。
「委託業者が悪い」「総点検を命じた」「(国が作った)システム自体に欠陥はない」などと政府が他人事の発言をしている間は、同じミスが起き続けることでしょう。
\ 欠陥なんてない。 /
\使い方が悪いだけ/
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