HSS型HSP🌏Millieの脳内世界

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A big chill is coming. Be sure to stay warm.Watch out for thermal shock.December is almost here.
寒波襲来です。暖かくお過ごしください。ヒートショックにご用心。もうすぐ師走です。

分不相応に派手な広告とSNSの口コミは信じない方が良い


派手に広告をしている商品ほど買いたい衝動に駆られるタイプが、親戚にいます。



一方、私はあまり派手に広告をしている商品は買いたくない衝動に駆られるタイプです。


お金のかかってる広告の、その広告代は商品価格に転嫁されるのが普通だからです。


ただ、それをその親戚に言うと


「じゃあJRに乗るな、吉野家には行くな、セブンイレブンで買い物するな、ヤマトの宅急便は使うな、パナソニックの家電は使うなっていうこと!?」


とか何とかすごい勢いで反発されて面倒くさいことになると思うので、その人に直接言うのは止めてます。


代わりにここで自分の意見の整理をしたいと思い、書いてます。


その分野でトップシェアを持つ企業の場合は、何せ商品の売れる数も膨大なので、広告宣伝費を均等割りした場合の商品1個当たりの上乗せ額は少しで済みます。


わかりやすく説明するために極端な数字で説明します。


新商品に1億円の広告宣伝費をかけると仮定します。


それが1億個売れたら、商品価格に広告宣伝費を上乗せしても1個当たり1円で済みます。


そして上の例に挙げたクラスの企業ならば、1億個売ることも可能でしょう。


しかし、誰も社名を聞いたこともないような企業が同じ1億円の広告宣伝費をかけたからといって、同じように1億個売れるとは限りません。


100万個売れた場合は、商品に100円上乗せしないと元が取れません。
10万個売れた場合は1,000円上乗せしなければなりません。
1万個しか売れなかったら1万円です。


というわけで私が警戒するのは、見たことも聞いたこともない新しい企業がやたらと派手な宣伝を打っている場合です。


こう言うと


「じゃあSNSの口コミなら安全なのね?」


と誤解されるかもしれません。
上に書いた親戚なら言いそう…ですが、それも違います。


というのも、SNS上のステマ(ステルスマーケティング)は現行の法律では取り締まられていないからです。



今年10月1日から取り締まりの対象になることが決まっていますが、それまではまだ野放し。


法規制が始まっても、雑誌広告やTVCMと同じ基準で取り締まりが実行できるのかはまだ不明瞭。


また、そもそもネット広告の特徴として、


「消費者が自分に都合のいい部分だけを拾い読みして、都合の悪い部分は見ない」


傾向が、従来の広告媒体を使った広告に比べて高い点が、消費者庁などからも指摘されています。


起業したばかりの零細企業が特許級のミラクル商品を生み出す可能性はもちろんあるでしょう。


しかしその場合は実際に特許が申請されるでしょうし、日経新聞などが競ってニュースで取り上げるでしょう。


それらが一切ないのに「従来のどのメーカーの同種の商品よりも優れた画期的な商品」が、聞いたこともない・わけのわからないカタカナ企業から売り出されて


「世界中で〇〇〇(とんでもない数字)個、飛ぶように売れてます!!!」


などということは「合理的にあり得ない」。


以上です。