今日も東京地方は超絶暑かったです。

午後から荻窪駅周辺の善福寺川沿いを歩きました。

ちょうど一週間前の日曜に見かけた、両足が悪く全く歩けない、孵化したばかりに見えるカルガモのヒナ。

お尻を突っついて何とか歩かせようとした母鴨が、諦めて他のヒナ2羽を連れて遠ざかっていくのをただじっと見送っていたヒナ。

今日同じところに行ってみました。
全てが夢幻だったかのように、そこには何もなく、ただ青い草が生い茂っているだけでした。

元気に母鴨について泳いで行った2羽のヒナも、どこかに移動したのか跡形もなく。

すぐそばでは巨大な二ホンスッポンが、珍しく陸に上がって甲羅干しをしていました。

全て世は事もなし。

厳しくて悲しいけれど、全ての生き物はこうやって代を繋いできたのだと自分に言い聞かせて帰路に付きました。

土に擬態しています。
探してください。