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芝浦ふ頭から五反田駅まで歩く❹高輪台~五反田駅間は個性的な神社仏閣が点在

Millie Endo


こちらから続いています。




高輪台駅から五反田駅へは一本道の坂道を下るだけ、750m徒歩10分です。


しかしこの短い道沿いに神社仏閣が思った以上にあります。


まずは五反田駅に向かって左手に現れる小規模な神社。


袖ヶ崎神社:小さな社に大きな歴史


しかし、侮ることなかれ。



その規模から想像しにくいほどの歴史と由緒があります。


創建は1137(保延元)年。


何と、平安時代です。


三十三間堂建立(1132年)より5年遅いだけです。


Wikipediaによると
「江戸時代は周辺に各藩の江戸下屋敷※が多かったことから、多くの各藩関係者が参詣に訪れた」
と書かれています。


※大名の江戸藩邸は3種類※


上屋敷・中屋敷・下屋敷と一藩当り3つの屋敷を構えるのが普通でした。


❶上屋敷

 江戸城至近に建てられた公邸。

 藩主は参勤交代で江戸詰め(一年ごとの江戸勤務)の時に、正室・嫡子(跡継)は江戸幕府に取られた人質として通年居住。規模は小さめ。


❷中屋敷

 主に隠居(前藩主)や元服後の嫡子(次期藩主)が居住。

 参勤交代で江戸詰する家臣用住宅(いわば社宅)も敷地内に建てられた。


❸下屋敷

 江戸城から離れた場所に建てられた別邸。規模は大きめ。

 大名のオフの場として使われた。

 中屋敷だけでは家臣用社宅が足りない場合はこちらにも建てられた。


了真寺:基督教会ではありません


次に右手に見えるのが「教・・・会?」と一瞬思ってしまうような意匠の、了真寺。


1653(承応2)年開基の洞宗宗の寺院です。


実は南品川(京急青物横丁駅)にも漢字が同じ了真寺があって、宗派は違って日蓮宗なのですが…


画像はフォートラベルよりお借りしましたが、こちらも個性的。


雉子神社:三代将軍徳川家光の命により改名


さらに五反田方面に坂を下ると今度は左手に雉子(きじ)神社。


ビルの上に載った車町神社よりも、もっと²がっちりしたビルの中に取り込まれています。


引いた構図が取り辛かったため、画像は鹿島建設よりお借りしました。


文明年間=(1469~1487年)創建と言われる古い神社です。
室町時代、京都では応仁の乱(1467~1477年)が起きていた頃です。


江戸時代初期までは「大鳥大明神」という名前でした。


3代将軍徳川家光が付近で鷹狩りをしていた時、1羽の白いキジがこの神社に逃げ込んで姿を消したことから、家光が神社の名を「雉子ノ宮」とするように命じたと伝えられているそうです。


平成6年(1994)に境内に大きなビルが建ち、社殿はその1階部分に改築されました。


一連の工事を請け負ったのが鹿島建設だったというわけです。


ちゃんとお祭りもあります。


毎年10月に行われる例大祭の画像は品川観光協会よりお借りしました。


ここまで来たらあと300m徒歩4分で五反田駅です。
JR山手線、都営地下鉄浅草線、東急池上線が乗り入れています。



今回は立寄りませんでしたが、今回歩いたエリア内には高野山東京別院や瑞聖寺(山手七福神巡りの布袋様)他、もっとたくさんの神社仏閣があります。


散策にお勧めです。




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