HSS型HSP🌏Millieの脳内世界

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A big chill is coming. Be sure to stay warm.Watch out for thermal shock.December is almost here.
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青大将について嘘八百書いてるヤフコメよ…山手線ヘビ事件



昨日発生した山手線ヘビ騒動。



体長20cmのアオダイショウの幼体が捕獲されたようです。


無責任なYahooコメントには


❌アオダイショウは気性が荒く人間を噛む、危険なヘビ
❌毒ヘビじゃないと言うけど口の中はばい菌だらけで、噛まれたらマジやばい
❌害獣


などといういうデマが踊っています。


アオダイショウは比較的気性が温和なヘビです。
人間を見たらまず向こうから逃げます。


今回の山手線のアオダイショウも、騒がれたため座席下のヒーター内に隠れていたそうです。


口の中に雑菌がいるのは、全生物共通です。
人間の口の中も雑菌だらけです。


犬に噛まれようがインコに噛まれようが、無毒のヘビに噛まれようが人間に噛まれようが、消毒処置が必要なのは一緒です。


アオダイショウは、身の危険を感じると尻尾にある臭腺からクサい臭いを出して抵抗するという、まるでイタチのような習性があります。


「アオダイショウはとにかく臭い。だから害獣だ!」


などとドヤ顔で書き込んでる人は、ヘビと見ると必ず反射的に攻撃するタイプでしょう。
だから防御反応としてクサい臭いを出される。


アオダイショウの獲物はネズミ大です。
ヒグマやトラじゃないんですから、人間は獲物のサイズではありません。


獲物でもない生き物、ましてや自分より大きな生き物を手当たり次第に攻撃するような莫迦な野生動物は、通常おりません。


反撃されたら自分が損するだけだからです。
ですから穏便に嫌な臭いで警告しつつ、時間稼ぎして逃げるんです。


ある人間が出逢ったアオダイショウがもれなく全員クサい臭いを出して、しかも逃げずに噛みついてきたのだとしたら、その人間がどんだけ先にアオダイショウを攻撃して追い詰めたの?と思います。


マムシやコブラといった毒蛇や人間がちょうど獲物サイズのニシキヘビと、無毒のネズミ喰いヘビの区別もつかないのか、やれやれとも思います。


なお、日本では古来
「害獣であるネズミを主食にしてくれる動物は、もれなく益獣扱い。何なら神様扱い」
です。


フクロウが益鳥扱いなのはネズミイーターだからです。


そしてアオダイショウもネズミイーターなので益獣です。


縁起の良い生き物で、アオダイショウの住み着いている家は栄えるとも言います。
ネズミ害が減るからですね。


下の画像は体長40cmのアオダイショウの幼体。
今回騒がれた山手線の個体はこのさらに半分、体長20cmと報道されています。


あれ??


普通、アオダイショウは孵化してすぐでも30cmはあると言います。


今回はJR職員が捕獲に当たり、動物園関係者などは呼ばれていないようですので、捕獲したのはもしやシマヘビ(孵化したてで20cm)では?とも思いました。



画像は相模原市立博物館職員ブログよりお借りしました。