悪天候の中、行って参りました。

失業認定日は指定された日時にハロワ（職安）に本人が出向かなくてはなりません。

よほどの事情でない限り日付の変更は認められません。

認定日変更ができるのは、次のような場合です。

詳しくは、ハローワークへお問い合わせください。

・就職

・求人者との面接、選考、採用試験等

・各種国家試験、検定等資格試験の受験

・ハローワーク等の指導により各種講習等を受講する場合

・働くことができない期間が 14 日以内の病気、けが

・本人の婚姻

・親族の看護、危篤または死亡、婚姻（親族の範囲が限られています）

・子弟の入園式・入学式または卒園式・卒業式への出席

なお、認定日の変更は、原則としてハローワークへ事前の申し出が必要です。

変更にあたっては、証明書等の提出により変更事由の確認をします。

つまりこれ以外の理由は認められないということです。

「でも、コロナ以降はハロワだって当日発熱のある人に来てもらいたくはないでしょ？熱があるので～って連絡すれば、大丈夫じゃないの？」

と思われますか？

当日中にハロワに行けない理由を連絡し、また当日病院にかかったことを証明できるもの、例えば診断書（軽症なら領収書でOK）の原本を後日提出できれば、対応してもらえます。

しかし
「熱があったので家で寝ていた。具合が悪くてハロワに連絡なんてできなかった。病院には行かなかった。そしたら翌日には熱が下がったので、今日行っても別にいいですよね？」
は認められません。

しかし時間は変更できます。
連絡も不要です。

指定時間の方は、受給者が特定の時間に窓口に集中して混雑しないように、ハロワが人数調整をして割り振っているものです。
あくまで目安です。
絶対ではありません。

指定日に行けさえすればOK。
遅刻する場合でも、ハロワに連絡などは不要です。

＜まとめ：1⃣日付＞　

ハロワ（職安）に指定された認定日は絶対厳守。

①認定日が変更可能な理由は予め指定されている。

②指定された正当事由であっても、ハロワに事前連絡が絶対必要。

事後連絡は不利になることを覚悟する。

指定時刻が過ぎていても構わないので、当日中に電話を一本入れること。

③事由の正当性を証明できる証明書の原本提出も必要。

診断書など有料の証明書が必要な場合の費用は、100％自己負担。

当日の急な発熱程度なら、病院の領収書でも大丈夫。

＜まとめ：2⃣時刻＞　

ハロワ（職安）に指定された認定時間は無連絡変更可能。

ただし指定日当日中に限る。

①その日のうちに行ければよし。遅刻を連絡する必要は無し。

ハロワ（職安）の営業時間は8:30～17:15。

②ただし指定時間通りに来た人が優先なのは言うまでもないので、自分に指定された時間以外の場合は通常よりも待つ覚悟が必要。

③ハロワ（職安）は午前中は空いていて午後から混む。

特にランチタイム以降が混む。

待つのが嫌いという理由で、午後指定の所を敢えて午前中に行くのは自由。

では当日無連絡で行かなかった場合はどうなるでしょう。
欠格（失業保険をもらう権利がなくなる）扱い？

いえいえ、いきなりそこまで厳しい対応はされません。
その認定日付けでの支給が行われず、後に持ち越しされるだけです。

つまり支給のスケジュールが変わり、新たな認定日が指定されることになります。
新たな認定日がいつになるかは、そのハロワの混み具合や個別判断になるため、わかりません。

とはいえ、失業中＝無収入なのですから、当てにしていた失業給付がペンディングになって後倒しになったらきついですよね。

「失業中でお金がないから病院には行か（け）なかった」
「お金が惜しくて失業後の国保加入手続きをしていなかった（無保険状態）から病院には行か（け）なかった」
「お金がなくてスマホを止められているため、体調不良当日中に連絡できなかった」

等のボヤキがネット上に漂っているのも見ましたが…失業手当さえもらえれば、国保保険料もスマホ代も払えるはずです。

誰のためでもなく自分のために、最低限のところは守っておきましょう。